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  • 2010/03/10(水) 18:38:15
      〜追悼 のと号〜
我々は一つの列車を失った。しかしこれは廃線を意味するのか?否!始まりなのだ!
新幹線に比べ、我がのと号の速度は1/3以下である。
にも関わず今日まで走りぬいてこれたのは何故か?
諸君!我がのと号の運行目的が正義だからだ。これは諸君らが一番知っている。
地方路線はJRを追われ、第三セクターにさせられた。
そして、一握りの政治家らが新潟にまでつながった上越新幹線を支配して30余年、
北陸に住む我々が首都圏直通を要求して何度踏みにじられたか。
のと号の掲げる北陸住人一人一人の便利さの為の列車を国が見捨てるはずはない。
私の愛用、諸君らが愛してくれたのと号は廃止になった。
何故だ!(赤字だからさ)
新しい時代のダイヤを選ばれた住人が得るのは、経営の必然である。
ならば、我らは通勤列車に乗り、この地方路線を保護しなければならぬ。
我々は過酷な北陸信越を生活の場としながらも共に苦悩し、練磨して今日の鉄道網を築きあげてきた。
かって田中角栄は国土開発の革新は、裏日本の民である我々から始まると言った。
しかしながら国交省の官僚共は、自分達がJRの支配権を有すると増長し地方に負担を要求する。
諸君の父も、子もその役人の無思慮な政策の前に長岡まで乗り継ぎに行ったのだ!
この悲しみも怒りも忘れてはならない!それをのと号は!廃止をもって我々に示してくれた!
我々は今、この怒りを結集し、国交省に叩きつけて、初めて真の新幹線を得ることができる。
この北陸新幹線こそ、北陸住人全てへの最大の利便性向上となる。
北陸よ立て!悲しみを怒りに変えて、立てよ!北陸よ!
我ら北陸こそ取り残された地であることを忘れないで欲しいのだ。
フル規格である新幹線こそ北陸を救い得るのである。
ジーク・のと号!

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