☆北陸甲信越の原子力について語ろう☆創刊号 [machi](★0)
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- 2011/07/14(木) 17:31:31
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6月7日に公開した国際原子力機関(IAEA)への報告書で、政府は1~3号機で「溶融貫通」し
ている可能性を認めた。これは、炉心溶融(メルトダウン)した核燃料が、原子炉圧力容器
を突き抜け、さらに外側の格納容器にまで流れ落ちてしまう「メルトスルー」という状態
だ(右の図参照)。
だが「福島第一はもっと絶望的な状況にある」と指摘するのは、京都大学原子炉実験所
の小出裕章助教である。
「溶けた核燃料であるウランの塊=溶融体が、格納容器の底をも破り、原子炉建屋地下の
コンクリートを溶かして地面にめり込んでいるのではないかと考えています。核燃料の炉
心部分は、2800℃を超えないと溶けません(現在の温度は高い放射線量のため測定不能)。
溶融体の重量は100tにもなります。圧力容器や格納容器の鉄鋼は1500℃程度で溶けてしま
いますから、溶融体は原子炉建屋地下の床に落ちているはずです。その一部は地下の床を
浸食し、一部は汚染水に流され周囲の壁を溶かしているでしょう」
これは核燃料が原子炉建屋の外部に直接漏れ出て、周囲に超高濃度の放射性物質を撒き
散らす「メルトアウト」と呼ばれる最悪の状態だ。小出氏が続ける。
http://hiroakikoide.wordpress.com/
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