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  • 2009/05/03(日) 22:14:59
毎日丹念に新聞のおくやみ欄をじっと見て、ン十年前の葬儀の香典帳にあった名前を
見事に思い出す高齢者が大勢いる。「誰それの葬式のとき××さんからン千円もろと
る、行っとかんなんまい」。そしてそれが親戚関係も交友関係も思い出せないような
家の葬儀であっても、いそいそと出かけていくw

香典をもらったところの葬儀には交友がなくても必ず行くべしという、なんというか
香典の無限連鎖講みたいな習俗があって、そのニーズに北日本新聞がしっかり対応し
ている面は、誰しも認めるだろう。葬儀を派手にやりたい人にも、ありがたいことか
もしれない。
しかし、ひっそり故人とお別れしたいタイプの遺族には、必ずしもそうではない。
そういう微妙な判別を、人が死んだ後のドタバタの中で、葬儀に間に合う短時間にと
いうのは、ほんらい難しいことなのにとも思う。

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