【合併】（新）富山大学っちゃどうながけ？　その7 [machi] | レス170-176

170 2022/05/27(金) 19:43:43

>　富山大学は、標高3,000メートルの立山連峰と水深1,000メートルの海湾を望む、
>　緑豊かな富山平野の中央部に位置する。
https://www.u-toyama.ac.jp/outline/

これは富山大学の「大学紹介」の冒頭だが、これを書いた人には、
「富山平野の中央部」から「海湾」が見えたのだろうか？

富山大学五福キャンパスあたりは、たぶん富山平野の中央部なの
だろうが、あこら辺から海は、見えるのだろうか？　

ちなみに"湾を望む"でググると、「東京湾を望むみち」とか
「駿河湾を望む絶景の露天風呂」とか「宮古湾を望む高台」とかが
ヒットして、各々に「みち」や「露天風呂」や「高台」からの写真が
付いていて、しっかり海が写っていたりする。

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171 2022/05/29(日) 12:35:30: >>170続き
>　この高度差4,000メートルもの空間における「水の大循環」は、
>　多様な生態系を育み、固有の文化と地域に根ざした様々な産業を育て、
>　富山大学の発展と有為な人材の育成を支える基盤となっている。

これは富山大学の「大学紹介」の２番目の文だが、やっぱり怪しい。
「高度差4,000メートル」は、
立山の標高3,000メートルと海湾の水深1,000メートルの合計のようだが、

>　冬季の日本海側で発達する積乱雲は、
>　その高さがせいぜい4000mから5000mです。
https://www.kodomonokagaku.com/read/hatena/5101/

こういった気象予報士の説明を読んだ人だと、アレレと思うだろう。
水蒸気は積乱雲の上部まで昇っていくが、積乱雲の高さは、べつだん
近くの山の高さの範囲内というわけではない。

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172 2022/05/31(火) 19:25:05: >>171補足
一般に「水の大循環」は、海や陸域から水が蒸発し、上空から再び
雨や雪の形で、海や陸域へ戻っていくサイクルを指す。
https://pub.nikkan.co.jp/uploads/book/pdf_file512ef19d1026a.pdf

それを踏まえると、「水の大循環」の空間の高度差を、陸域の上端から
下に限定して論じるのは不自然だろう。特に海の深さを高度差に含める
場合は。
仮に「水の大循環」の上端を、無理やり陸域の上端にして論じるにしても、
富山県では不都合が生じる。

等高線のある地図で見れば判るが、呉西地区（富山県の西側の半分）では、
標高1500メートルを超える所は、存在しない。
（↓の最初の画面で「(2) 標高」をクリック）
http://ww3.ctt.ne.jp/~seijiham/butai/shizen/chikei/chikmain.html

＜＜この高度差4,000メートルもの空間における「水の大循環」＞＞が
「富山大学の発展と有為な人材の育成を支える基盤となっている」
https://www.u-toyama.ac.jp/outline/
と主張している以上、富山大学は、下記の質問に回答する必要がある。

「水の大循環」の高度差が2,500メートルしかない呉西地区は、
「富山大学の発展と有為な人材の育成を支える基盤」から、
除外されるのでしょうか？

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173 2022/06/02(木) 21:44:44: >>171補足その２
こんどは、富山大学「大学紹介」の２番目の文の「高度差4,000メートル」に、
海面下の1,000メートルが含まれる（としか読めない）問題について。
川から海に流れ込んだ水（河川水）は、富山湾の海面下1,000メートルまで
「循環」しているのだろうか？

まず富山湾の海水は、上から下まで均質というわけではない。
>　富山湾の海水は層構造を形成している。300m以下の深層を冷たい
>　日本海固有水が占め、その上に暖かい対馬暖流系水が乗り、
>　そのまた上の表層（0〜10m）を低密度の河川水が覆っている。
http://www.merci-toyama.jp/bay/2012/08/10.html

海水は塩水、河川水は真水なので、はっきり河川水の方が軽い。
だから海に注いだ河川水は、とりあえず海水の上に乗っかるわけだが、
いずれ直下の対馬暖流系水にならば、混ざっていくだろうと思われる。

しかし、その下の日本海固有水について、排水処理装置などを扱う
フジクリーン工業は、下記のようにキッパリ記述している。
>　この海水は表層を流れる対馬海流と混ざり合うことがなく、
>　日本海固有水と呼ばれています。
https://www.fujiclean.co.jp/fujiclean/story/vol49/part201.html

となると富山大学の主張する「水の大循環」は、仮に海面の上を
3,000メートルとするのが正しいとしても、海面下は対馬暖流系水の
300メートルほどまでしか循環できず、「高度差3,300メートル」にまで
値切られてしまいそうに思われるのだが、どうだろう？

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174 2022/06/04(土) 21:14:11: こんどは、>>170リンクの写真について。
ここまで検討してきた富山大学ホームページの「大学紹介」冒頭の
２つの文は、左横の大きな写真に少しめり込む形で配置されている。

そしてその写真には、キャプションが無い。「見りゃわかるだろ」と
いうことかもしれないが、富山県のことを全く知らない人には、謎が
いくつもあるはず。
(1) 背景に写っている山は、横の文中の立山連峰だろうか？
(2) 手前に写っている広い水面は、やはり横の文中の「海湾」だろうか？
(3) 中央に写っている赤茶系の目立つ建物は、富山大学だろうか？
(4) 写っているのは、富山大学からの眺めなのだろうか？

正解が(1)だけで、後が全部ペケだと知ったら、富山県のことを全く
知らない人だと、「サギだっ！」と叫びたくなるのでなかろうか？

ちなみに自分自身はというと富山県育ちだが、ぱっと見で判ったのは
(1)だけ。生活圏が県西南の南砺市・砺波市あたり、たまに富山市にも
行くが旧北陸線の北までは滅多に行かないという人だと、まあそんな
もんでないかと思う。

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175 2022/06/07(火) 20:15:49: >>174続き
>>170リンクの写真の中で、富山市のことをあまり知らない人が、
富山大学ホームページの「大学紹介」左の風景写真から、たぶん
予想して裏切られる部分（>>174の(2)(3)(4)）を補足。

(2) 手前に写っている広い水面は、やはり横の文中の「海湾」だろうか？
------------------------------------------------------------------
実は、富岩運河（ふがんうんが）という運河の上流部分。「舟だまり」の
あった所だが需要がなくなり、観光用の「なんちゃって湖」と化している。

富山湾と繋がってはいるが、湾からは狭い運河を数キロさかのぼらないと、
たどり着けない。http://www.kansui-park.jp/history/
また運河と並行して流れる川は神通川（じんずうがわ）。上流は飛騨山脈
方向であり、立山連峰からの水は流入していない。

(3) 中央に写っている赤茶系の目立つ建物は、富山大学だろうか？
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実は、北日本放送という放送局の建物（ＫＮＢ入船別館）。
https://bb-building.net/city/info/0217.html

(4) 写っているのは、富山大学からの眺めなのだろうか？
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実は、富山県美術館方向からの眺め。
https://twitter.com/toyamakenbii/status/1209708901769170944/photo/1
富山大学から同美術館までは、車で８分くらいかかるらしい。
https://www.google.com/maps/dir/%E5%AF%8C%E5%B1%B1%E5%A4%A7%E5%AD%A6%E3%80%81%E3%80%92930-8555+%E5%AF%8C%E5%B1%B1%E7%9C%8C%E5%AF%8C%E5%B1%B1%E5%B8%82%E4%BA%94%E7%A6%8F%EF%BC%93%EF%BC%91%EF%BC%99%EF%BC%90/%E5%AF%8C%E5%B1%B1%E7%9C%8C%E7%BE%8E%E8%A1%93%E9%A4%A8%E3%80%81%E3%80%92930-0806+%E5%AF%8C%E5%B1%B1%E7%9C%8C%E5%AF%8C%E5%B1%B1%E5%B8%82%E6%9C%A8%E5%A0%B4%E7%94%BA%EF%BC%93%E2%88%92%EF%BC%92%EF%BC%90/@36.7026325,137.1819183,14z/data=!3m1!4b1!4m14!4m13!1m5!1m1!1s0x5ff79a8662739645:0x77281986dd808f3c!2m2!1d137.1890913!2d36.7000218!1m5!1m1!1s0x5ff79a0d143f4cd9:0xa346f571aba37b94!2m2!1d137.2101217!2d36.7105556!3e0

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176 2022/06/09(木) 19:44:29

>>174・>>175続き
それにしても、なぜ富山大学は、大学と関係ない水辺の写真を掲載し、
「海湾を望む」(>>170)などと、地元民にはすぐバレるウソをつくの
だろうか？
ヒントは齋藤滋学長の、今年の入学式での式辞にあると思う。

>　今年の学部入学生の74％は、県外出身者ですので、〜
https://www.u-toyama.ac.jp/outline/pr-message/president/message/2022entrance-apr/

富山大学は駅弁大学ではあるが、べつだん富山県出身者を教育するのが
主目的の大学ではないのである。そこんとこを理解しておく必要がある。

地元民にはすぐバレるウソであっても、県外出身者には必ずしも疑われる
とは限らない。それに、オーシャンビューの大学、いいな♪、みたいなノリで
入学してきた学生であっても、大学がオーシャンビューでなかったという理由で
退学するとか大学を訴えるとかは、まず考えられない。

客寄せにウソついたって、問題にならなきゃいいじゃない、そういう体質の
大学なのだ富山大学は、と思えば理解しやすいと思う。