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  • 2014/07/29(火) 02:17:04
「うちの子がいない」。現場にいた人たちによると、二人の男児のうち、最初の男児が水中から見つかると、
大人が「みんな上がれ」と大声を掛け、泳いでいた子どもらを河原に呼び寄せた。

 直後、もう一人の男児がいないことが判明。母親が「青い水着の男の子を見ませんでしたか」と言って尋ね回った。
居合わせた人たちが協力して沈んでいるところを見付け、河原に引き上げた。

 二人に人工呼吸や心臓マッサージをした武蔵村山市の会社員男性(38)は「一人目の子は顔色が戻り、目も開(あ)いたが、
二人目の子どもの状態はよくなかった。亡くなったのは残念」と肩を落とした。
 福生署によると男児二人は友人同士。川遊びやバーベキューをしに家族と一緒に訪れていた。事故当時はほかにも大勢の家族連れがバーベキューや水遊びを楽しんでいた。
 現場は川がせき止められた上流側。流れは緩やかだが、近所の男性(49)は「川の真ん中辺りは結構深いから、小さな子どもは浅瀬で遊ばせている」と話す。
 河原には、警察や都が設置した「危険につき遊泳禁止」という看板もある。
バーベキュー場の管理事務所で働く男性は「遊びに来た人はみんな川で遊ぶ。こんなに暑いのだから、川に入らない方がおかしい」。
 子ども連れの武蔵村山市の主婦(40)は「泳いではいけないなんて思わなかった。まさか亡くなるなんて」と絶句した。

「遊泳禁止」看板で防げず あきる野・男児おぼれ死亡
http://www.tokyo-np.co.jp/article/national/news/CK2014072802000111.html

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