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- 2012/03/31(土) 05:01:32
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業者が継続求め仮処分申請 八王子食肉処理場 存続問題
2012年3月21日
八王子市には多摩地域で唯一の食肉処理場がありますが、市は建物の老朽化などを理由に今月末の閉鎖を決めています。これに対し処理場を運営する協同組合は来月からも営業を続けられるよう求めていて、地裁立川支部に仮処分を申し立てています。
八王子市にある食肉処理場は多摩地域を中心に牛や豚など年間2万3000頭の食肉を処理しています。市が土地と建物を所有し、食肉業者らでつくる協働組合が施設を借りて運営してきました。しかし市は建物の老朽化や、都の運営費負担が今月末で終わること、市内産の牛や豚が全体の1.7%と少ないことなどを理由に2008年、処理場の閉鎖を決めました。これに対し協同組合は「閉鎖すれば他県で処理することになり、運搬コストが増える。八王子の処理場は不可欠」として、市に存続を求めてきました。八王子食肉処理場協同組合の遠藤雄行代表理事は「東京都以外に運ばなくてはならず、畜産・酪農農家の大きな負担になる。食肉業者も他県まで持っていくことになると廃業せざるを得ない状況になる」と話しています。また、八王子は都が開発したブランド豚「TOKYO-X」の解体を都内で唯一行っている処理場で、閉鎖されれば都内で飼育されたTOKYO-Xを埼玉県などに運んで処理することになります。生産組合によりますと「TOKYO-Xは出荷頭数が少ないため、1台のトラックで養豚農家を回り、処理場まで運ぶ方法を考えている」ということです。
都は八王子を利用していた全ての畜産農家を対象に、他県に運搬する費用を全額補助するとして新年度の予算案に2000万円を計上しています。しかし協同組合は八王子で来月以降も営業を続けられるよう求めていて、地裁立川支部に仮処分を申請しています。あさってには組合と八王子市の双方で話し合いの場が持たれるということです。
http://www.mxtv.co.jp/mxnews/news/201203218.html
マジでMXニュースまで流れているんだね。。。
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