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  • 2011/01/27(木) 12:15:47
「立川文学賞」大賞に三友さん

第1回 全国から266作品

「立川文学賞」実行委員会は26日、立川市役所で記者会見し、第1回の受賞作を発表した。
大賞には、愛知県新城市の環境整備会社顧問・三友隆司さん(60)の時代小説「泉光院回国日記〜愛染明王の闇〜」が選ばれた。

三友さんの作品は、江戸時代の山伏が甲斐の国の寺で禁断の愛に落ちた姉と弟に出会うという物語。
審査委員長を務めた直木賞作家の志茂田景樹さんから、「筆力が抜きんでている」と評価された。

三友さんは3年前に製薬会社を退職してから執筆活動を始め、今回が2作目。
受賞の知らせに「信じられない。まさかと思った。品の悪い作品にならないように心がけました」と喜びの声を語った。

同賞は、商業的発展を遂げた立川市で文学的な風土も醸成しようと東京立川こぶしロータリークラブが創設。
昨年5月からジャンル不問で全国から作品を公募し、266作品の応募が集まった。ほかに佳作5点が選ばれた。
中野隆右実行委員長は「これほどの応募があるとは思わなかった」と賞主催の手応えを話していた。

授賞式は2月19日、立川市市民会館(錦町)で開かれ、志茂田さんの講演などが行われる。
参加希望者は同クラブ事務局((電)042・527・0524)へ。

佳作は次の通り(敬称略)。

「一寸先は、光」(多摩市・勝間田憲男)
「立川トワイライトゾーン」(北区・柚刀郁茶)
「季節よ、せめて緩やかに流れよ」(埼玉県戸田市・古橋智)
「浪人志願」(東久留米市・一本木凱)
「靖国越え」(国分寺市・間零)

http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/tokyotama/news/20110127-OYT8T00020.htm

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