【茨城空港】小美玉(おみたま)市 6機目【百里の都】 [machi](★0)
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- 2012/11/09(金) 07:26:08
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http://www.yomiuri.co.jp/kyoiku/news/20121108-OYT8T00586.htm
未来の「なでしこ」募集開始…茨城
未来の「なでしこ」を育てようと、茨城県小美玉市で来年4月の開校に向け準備を進めている、全寮制女子サッカー選手育成施設「小美玉フットボールアカデミー」が、1期生となる中学入学予定者の募集を始めた。
女子中学生のプレー機会を増やし、将来のトップ選手を育てようとの試みで、ヘッドコーチの松下潤さん(33)は「サッカーに必要な専門的なトレーニングが受けられる。新しい選択肢になれば」と話している。
選手は寮の隣の市立小川南中に通学し、放課後の2時間、照明設備がある天然芝の市小川運動公園などで練習する。松下さんのほか、信州大女子サッカー部主将の河原みのりさん(21)ら女性2人が日々の練習を指導し、休日には県内外の女子チームと練習試合を重ねる。
練習では、走力などサッカーで重要な要素の専門的な強化プログラムを用意。女子日本代表の安藤梢、熊谷紗希の両選手を指導した、男子110メートルハードル日本記録保持者の谷川聡・筑波大准教授が、サッカーに適した足の運び方や重心の取り方などを身につけさせる。
精神面の強化では、数人のグループを作って「高さ4メートルの壁を全員で越える」「小さな台の上に全員で10秒間乗る」などの課題を解決するゲームに取り組み、コミュニケーション能力やリーダーシップを養うという。
また、バレエの要素を取り入れた体幹トレーニングや専属の管理栄養士による食育で体力強化も図る。
寮は鉄筋コンクリート2階建てで、4、6人部屋が計5部屋。22人が入居できる。若い世代に小美玉を盛り上げてほしいと、ジョイフル本田(土浦市)の本田昌也会長(82)が自宅を寮に改装し、小美玉市に寄付。アカデミーを運営するNPO法人小美玉スポーツクラブが市から借り受けた。
寮での食事は選手の体調などに応じて管理栄養士が献立を作成する。夜間は、女性コーチが交代で寝泊まりする。河原さんは「母親のように厳しく、相談できるお姉さんのような存在にもなりたい」と話している。
1期生の募集は15人で、応募締め切りは25日。12月1、2日に面接と実技試験を行う。松下さんは「サッカーの技術より、熱意や向上心を重視したい」と話している。問い合わせは、同アカデミー事務局(0299・58・0017)へ。
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