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  • 2012/06/28(木) 20:12:53
ところが、今までは大多喜駅前の駐車場が「無料」だったのです。
まあ、ふつうの方にしてみれば「無料」ほど良いものはないと考えられると思いますが、観光客など外からのお客様を呼び込む場合は、「有料」の方がお客様にとって安心していらしていただけると私は考えます。
事実、それまで無料だったときには、大多喜駅前の駐車場にはどこの誰のものか知らないダンプカーが堂々と停まっていたり、廃車になった自動車が放置されていたりと、観光で初めてきたお客様から見たら、
「ここに停めて本当に大丈夫だろうか?」と、セキュリティーに不安を感じるような状態でした。
そこで、私がいすみ鉄道の会長である大多喜町長に相談して、たとえ数百円でもよいので有料にしてくださいとお願いしたのです.
ところが、田舎の人にとってみると、駐車場というのは無料が当たり前という感覚がありますから、町役場がお金を取ることに対してどうしても抵抗感があります。
商店街に来る人が停めた場合は各商店で駐車券をサービスするなど、いろいろ方法はあると思いますし、事実、町役場としては、今まで自分の駐車場として町営駐車場を使用していた人に対しては、1軒に1台分は無料で提供しているのですが、要はそういうことではなく、有料にしたこと自体が気に食わないのでしょう。
特に、今まで無料をいいことに、まるで自分の駐車場のように我が物顔で使っていた人ほど、「町役場はけしからん!」となるわけです。
そういう苦情は、ごく一部の人が言っているだけのことなのですが、そう言う人に限って声だけは大きいようですから、地元では「大問題」のように思われているわけです。

こういう議論を日本語では「時間の無駄」と言います。

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