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  • 35
  •  
  • 2011/11/29(火) 22:43:26
>>21
>>22
>>25
そうやって市民を分断させようとする国の戦略にまんまと乗らないように


朝日新聞11/24付
http://livedoor.blogimg.jp/dqnplus/imgs/1/9/19c5bf18.gif

放射能は誰のものか?この夏、それが裁判所で争われた。
8月、福島第一原発から45キロ離れた二本松市のゴルフ場が東京電力に、
汚染の除去を求めて仮処分を東京地裁に申し立てた。
「事故の後、ゴルフコースからは毎時2〜3マイクロシーベルトの高い
放射線量が検出されるようになり、営業に障害が出ている。責任者の
東電が除染をすべきである。」
対する東電は、こう主張した。「原発から飛び散った放射性物質は東電の
所有物ではない。したがって、東電は除染に責任をもたない。」
答弁書で東電は放射性物質を「もともと無主物であったと考えるのが実態
に即している」としている。無主物とは、漂う霧や海で泳ぐ魚のように
誰のものでもないと言う意味だ。つまり、東電としては、飛び散った放射性
物質を所有しているとは考えていない。したがって検出された放射性物質は
責任者がいないと主張する。さらに答弁書は続ける。「所有権を観念し得る
としても、既にその放射性物質はゴルフ場の土地に符合しているはずである。
つまり、債務者(東電)が放射性物質を所有しているわけではない。」
飛び散ってしまった放射性物質は、もう他人の土地にくっついたのだから、
自分たちのものではない・・・そんな主張だ。
決定は10月31日に下された。
裁判所は東電に除染を求めたゴルフ場の訴えを退けた。ゴルフ場の代表取締役
は、東電の「無主物」という言葉に腹がおさまらない。「そんな理屈が世間で
とおりますか?!無責任きわまりない。従業員は全員耳を疑いました」7月開
催予定だった「福島オープンゴルフ」の予選会もなくなってしまった。通常は
年間3万人のお客でにぎわってるはずだ。地元の従業員17人も9月いっぱい
で退職してもらった。「東北地方でも3本の指に入るコースといわれてるんで
す。本当に悔しい。除染さえしてもらえればいつでも営業できるのに」
東電は「個別の事案には回答できない」(広報部)と取材には応じていない。

ここまで見た

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