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  • 2009/09/09(水) 22:33:46
http://www.ibaraki-np.co.jp/main/daily03.htm
女子高生が市政チェック バリアフリーをテーマ
2009/09/09(水) 本紙朝刊 県央 A版 19頁


高齢者を疑似体験 水戸短大付藤枝さん

 水戸市の都市計画行政について、調査した女子高生がいる。水戸短大付属高に通う藤枝理恵さん(3年)が授業の課題研究で、水戸駅周辺のバリアフリー化をテーマに設定。夏休みなどを利用し、現場を取材したり、市の担当職員から話を聞いた。
 市は現在、水戸駅北口に直結するペデストリアンデッキをバリアフリー化する工事を進めている。2011年3月末までに、エスカレーターの新設や、階段はスリップ防止付きのタイルに張り替えるなどの改修を予定している。
 「お年寄りにとって水戸駅周辺は利用しやすいのか」。そんな疑問を出発点に、藤枝さんは高齢者を疑似体験できる装具を身に着け、ペデストリアンデッキの階段やスロープなどを歩いた。雨が降ると滑りやすいタイルや階段に塗られた黄色の印など気になった場所は写真を撮った。
 8月下旬に市役所を訪れた藤枝さんは、改修工事の担当職員を取材。持参した調査リポートや現場の写真を示し、疑問点について質問した。職員は不特定多数が利用する駅前の特徴を踏まえた事業計画であるとし、「バリアフリー化は誰もが外に出掛けたいと思える街づくりを進める手段の一つ」と説明した。
 取材を終えた藤枝さんは「難解な用語も分かりやすく説明してくれたので、疑問点がすっきりした」と笑顔。担当職員は「注目されている事業であることを再認識し、緊張感を持って事業を進めたい」と語った。

【写真説明】
独自の調査結果を踏まえ職員に質問する水戸短大付属高3年の藤枝理恵さん=水戸市役所

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