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  • 2009/08/04(火) 22:15:16

アスペルがー症候群(発達障害)は「特性」であり病気ではありません。
アスペルがーの特徴は、察する事が苦手で思った事をストレートに言うことがあります。

診断自体は、「発達障害支援センター」という都道府県の機関に問い合わせ、診断できる病院を訪ねてください。

発達障害自体を診断できるのは心療内科・神経・精神科で間違いはないのですが、それを専門に見れる所・医師はまだまだ非常に限られています(まだ時間と成長の余力のあるお若い学生のうちの診断を是非おすすめします。)
根治的な「治療」はできないですが、診断された結果をよくきき、内容のコピーをもらうなどして自己分析に役立てるコトは出来ます。
もしも発達障害と呼べるレベルではない、という結果がおりても、その内容は非常に自己分析に役に立ちます!!
自分の「脳力」が解るんです。しかも、「学力」だけでは図れない部分も。

「発達障害だったらどうしよう?」「逆に発達障害じゃなかったらどうしよう?(そんな性格?)」どっちの気持ちもあって診断をうけたこととその結果を知ることは、いつも何かの原因不明の膜に包まれたような、時に不気味でもどかしい、その気持ちが晴れるそうです。

例えば「その服似合わない」、「この人太っている」等、他人の気持ちを考えず言う事があります。
人間関係でズレがあるため、トラブルを起こしやすく孤立し、いじめに合いやすいです。

自分の思い通りにならないとかんしゃくやパニックを起こす。
例え話や冗談をそのまま受け取ってしまう。
場の空気が読めず突然喋りだす。

例えば教師が、アスペルがーの子供に(宿題を忘れたことを問いただす意味で)「犬があなたの宿題を食べたの?」と尋ねたら、その子はその表現が理解できなければ押し黙り、教師に自分は犬を飼っておらず、普通犬は紙を食べないことを説明する必要があるのかどうか考えようとする。
つまり教師が、表情や声のトーンから暗に意味している事を理解できない。
先生は、その子が傲慢で悪意に満ち、反抗的であると考え、フラストレーションを感じながら歩き去っていくかもしれない。
その子はその場で何かがおかしいとフラストレーションを感じながら、そこへ黙って立ち尽くすことだろう。

今何が起きているか十分理解出来ない場合が有る(いわゆる空気が読めない)、自覚が困難で対人的な行動は経験を積んでも自然と身に付かず、同じ失敗を繰り返してしまう場合が有る。
一部の理解者が居るだけでなんとかなるものではなく、周囲の人皆の理解を得ないと日常生活にも支障が出てしまうことも有ります。

発達障害は生まれつきの障害で、直ることはありません。
多くのアスペルがーの人は、彼等の周りの世界から、期せずして乖離した感覚を持っていると報告されています。

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