facebook twitter hatena line google mixi email
★お気に入り追加


  • 76
  •  
  • 2015/03/05(木) 14:00:58
CATVをつけたら市議会中継をやっていたんでチラッと見ていたんだけど、気になることがあったんでここに来た
・公明党の議員の発言(昨日)…おぼろげなので大意のみ。見附台の体育館跡地の利用について26年度に決めることになっていたが決まらず、今年の地方選挙で次へ繰り越しとなってしまった。予算との絡みもあるが事業を検討していただきたい。
・・・的な内容の発言だった。
気になったのは「検討していただきたい」という主旨。議員なのだから「見附台跡地は○○として有効利用していくことを提案したい。」という発案をするべきで、市に検討を投げるのはあり得ない。

・まちづくり政策部長、都市整備部長が答弁に立っていた場面。どちらの部が後発なのかわからないが、交わりの部分が大きく、市の組織編成として部が重複乱立していると思った。
「都市整備部」をハード面担当とするなら「まちづくり政策部」は「都市整備部」の上位位置づけられてこれを包含する組織編成にしないといけないが、そもそも「まちづくり政策」とは首長の仕事そのものであって、市全体の業務そのもの
の総称ではないか。それなら首長直轄の企画であるべきで「部」としての存在位置づけは怪しいことになってくる。
もう一つ、教育指導担当部長。「教育」を切り刻もうとすればいかようにも細分化できるのだろうが、教育現場を巡る様々な問題の根は、有機的・効果的に機能していないことであって、
先の川崎の刺殺事件でも学校長・警察・PTA・地元・・・などが大騒ぎすれば防げたはずだ。事後的に「1週間以上学校に来ていない子供たちがいないか早急にチェックして・・・」みたいな指導を川崎市教育委員会が学校長に通達したニュースを見たが、唖然とさせられる。
なぜなら、教育委員会に言われてから各学校で動く話ではなく、通常の業務として当然に行われていないといけない日常業務の範囲内であるからだ。
つまり、学校があり、教師がいて、管理指導責任の最終権限を持つ校長の職制があっても学校は一切機能していないという現実がある。
そうした現実を押しつけ合えば、あぶれた問題を処理するための部局が屋上架で新設されてしまうことになり事態はさらに深刻になる。役所を挙げて部の整理が急務だろう。
「教育」行政に限らず、柔軟・機敏・大局・適時・効果・・・が必要なのに、部局を増やしてしまえばタコ壺に埋没して「あっ、それはうちの担当じゃないから」と機能不全と視野角ゼロへ堕ちていく。
議会中継をチラ見した限りでも議員と市の双方に手に負えないくらい強いエナジーを放ってバリバリと問題解決していくような姿はまったく見られず、むしろ職制や制度、枠の中で小さく籠もって形式的な儀式で事を済ませている感じしかしない。
これでは一切の問題が解決されないまま、地域社会がそのツケを払わされ、あずかり知らない責任を背負わされて喘ぎ続けるしかない。
不幸なことだと思う。

ここまで見た

★お気に入り追加

このページを共有する
facebook twitter hatena line google mixi email
おすすめワード