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  • 2015/10/23(金) 18:29:04
>>56の続き

被害があったのは、市内の水海道橋本町付近。町内を、生活雑排水などを集めて鬼怒川に流す新八間堀(しんはちけんぼり)川が流れている。
市建設課と地元消防団員によると、九月十日午後二時ごろ、側溝やマンホールから突然、水があふれ出し、家屋が浸水した。新八間堀川が増水した結果、川の堤防の中程に開けられた排水口から水が逆流し、排水路を通って住宅街に流れ込んだものとみられる。
この排水口は「樋管(ひかん)」と呼ばれ、出口に開閉ゲートがある。市街地への逆流を食い止めるために、同日午後四〜五時ごろ、市建設課の職員や消防団員が手動で六カ所あるゲートを閉じて、被害の拡大を防いだという。
新八間堀川が鬼怒川と合流する河口には、国土交通省の水門と排水機場が設置されている。国交省によると、この日は水位が上昇した鬼怒川から、新八間堀川に水が逆流するのを防ぐため、午前二時ごろ水門を閉め、同時に新八間堀川から鬼怒川への排水も始めた。
その後、鬼怒川の上流で堤防が決壊、水門付近の水位も上限に近い八メートルまで達し、新たな決壊の恐れも出てきたため、午後一時ごろ、水門を閉じたまま排水を中断した。

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