【深谷】籠原周辺広域スレPart8【熊谷】 [machi](★0)
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- 2012/01/25(水) 09:44:38
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>>97
岩手から、熊谷工場で
東日本大震災で被災地に大量に発生したがれきの処理問題で、国内セメント最大手「太平洋セメント」(本社・東京)が、県に対し、熊谷市の熊谷工場で岩手県のがれきを受け入れる意向を示していることが24日、県への取材で分かった。調整にあたった県資源循環推進課の担当者が23日、熊谷市議会に説明を行ったといい、県は「今後、住民への説明会を行って理解を求めたい」としている。
がれきは工場内で焼却され、発生した焼却灰はセメントの材料として利用される。
県によると、受け入れるがれきは岩手県北部の久慈市と野田村周辺の角材などを5センチ程度のチップ状に加工したもので、岩手県の検査では、放射性物質の量は、検出限界の1キロ・グラムあたり40ベクレル以下となっている。1日あたり40トンの受け入れを予定し、1年間で1万トンの受け入れを目指す。
県内でのがれき受け入れを巡っては、上田知事が昨年12月の県議会の一般質問で、受け入れたい意向を表明。1月17日には、岩手県から昨年11月に要請があったことを明らかにしていた。
県は受け入れについて、焼却施設を持つ自治体を中心に調整してきたが、困難な状況が続いていた。
県は「がれきの搬入や焼却時に出るガスなど、全工程で県が空間放射線量の検査を行う。今後、住民を対象に詳しい説明会を行い、理解を求めていきたい」としている。
太平洋セメントは、大船渡工場(岩手県大船渡市)などで既にがれきの焼却処理を行い、セメントとして出荷している。同社は、読売新聞の取材に対し、「県から相談があったのは事実だが、コメントは差し控えたい」としている。
(2012年1月25日 読売新聞)
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