facebook twitter hatena line google mixi email
★お気に入り追加


  • 70
  •  
  • 2011/03/26(土) 17:15:34
プルトニウムについて。
ウランは核分裂を起こすウラン235と核分裂を起こさないウラン238とがあり、天然ウランはその混合物となってます。
濃縮ウランとはウラン235の割合を六フッ化ウランのガス拡散法により高めたもので、原子爆弾に使われます。原子炉で使うウランは天然ウランよりもウラン235の割合を高めたもので、ウラン235とウラン238の混合物となっています。
原子炉では、ウラン235が燃えて中性子を放出しますが、その中性子がウラン238に吸収されて、ウラン239に変化します。ウラン239はベーター崩壊してネプツニウム239、そしてプロトニウム239に変化します。
プルトニウム239は半減期が24000年で、その間α線を放出し続けます。α線とはヘリウム原子核と同じもので重い粒子であることから、遺伝子に損傷を与えます。プルトニウムこの世に存在する最も危険なもので、名前は地獄の王プルートーからつけられたものです。
福島原発の事故では、ヨウ素131とセシウム137の放出のことは報道されていますが、プロトニウム239が確実に放出されているのに、このことは何も報道していません。
これからどんなことが起こるのか。とても心配です。

ここまで見た

★お気に入り追加

このページを共有する
facebook twitter hatena line google mixi email
おすすめワード