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  • 2012/06/20(水) 23:24:12.48
>>47の続き
 ◆返済猶予申し入れへ◆
今回の増資で、債務超過を解消するメドがついても課題は残る。
HFCは今シーズン、リーグ戦17試合、ナビスコカップ3試合の合計20の本拠地開催試合で26万人
(1試合平均1万3000人)の観客を見込んでいる。前回J1で戦った08年の平均約1万4500人よりも手堅く見積もった。
しかし、札幌ドームで行われた開幕戦こそ約2万5000人を動員したが、その後の連敗もあり、観客動員数は低迷。
6月6日のナビスコカップでは4000人を割り込んだ。
HFCは、チケット販売など興行収入や広告料収入などを合わせた今季の売上高で13億9300万円と見込む。
広告料収入は現時点で予算の4億8000万円をほぼ達成しているが、このまま観客動員が落ち込めば、
興行収入は予算の4億7500万円を下回る恐れがあり、クラブ経営にも打撃となるのは必至だ。

HFCは道に対して2億2500万円、札幌市に対して4億5000万円の借入金があり、
道に対しては13年3月までに全額を一括返済する契約を交わしている。

市に対しては、毎年1000万円を返済している。HFCは近く道に対して一括返済の猶予を申し入れる方針だ。
道文化・スポーツ課は「正式に要請を受けておらず、何も決まっていない」としている。
 ◆強化費限られる◆
「黒字化」と並び、HFCが目標と掲げるのは「J1定着」だが、チーム強化費に充てる財源は限られているのが実情だ。
コンサドーレ札幌は今季、FW前田俊介、MF山本真希、DFジェイド・ノースら主力選手を新たに補強。
トップチームの人件費は11年予算の3億8500万円から5億400万円に上積みされた。
ユースチームの人件費を含めると、約5億7300万円。一方、10年度のJクラブ個別情報開示資料によると、
ユースを含めたJ1チームの人件費の平均は、14億2400万円と札幌の倍以上だ。

昨季J2から昇格したJ1初参戦のサガン鳥栖の今季のチーム人件費予算は約5億3300万円と札幌と同程度。
矢萩社長は「鳥栖にできて我々にできないはずはない。巻き返しはまだ十分できると思っている」と話した。(上杉洋司)
(2012年6月20日12時08分 読売新聞)

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