サウジアラビア王国 Part.2 [sc](★0)
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- 2016/06/30(木) 12:08:43.91
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NO4172『ハメネイがバハレーン踏み台にサウジに怒り爆発か』 [2016年06月26日(Sun)]
http://blog.canpan.info/jig/archive/5878
イランの最高指導者アリー・ハメネイ師が、バハレーン国内状況について、
厳しい意見を述べた。なかでも、最近、バハレーン政府が取った、カースム
師に対する強硬措置が、ハメネイ師を激怒させたようだ。
ハメネイ師はこのようなことでは、バハレーンの住民の我慢も限界に達し、
しかるべき危険な動きが始まる、と警告している。ただこの警告は、
バハレーン政府に対するものであると同時に、サウジアラビア政府に
対するものであることを、忘れてはなるまい。
ハメネイ師はバハレーンの精神的指導者である、カースム師に対する処遇
(バハレーン市民権剥奪)について、バハレーンの若者を激怒させるもので
ある、と語り、若者の怒りは頂点に達したとも語った。
他方、バハレーン政府の内務省は、『カースム師はバハレーン国内で派閥
主義を煽り、彼は外国(イラン)と深い関係にある人物だ。彼は外国のために
活動している。』と非難している。
しかし、バハレーンの住民の大半はシーア派であり、首長と政府はスンニー
派に所属している。このために起こっている、政府のシーア派に対する締め
付けと、表現の自由の阻止は、国際的にも大きな問題となっているのだ。
ハメネイ師の今回の発言が、実はバハレーンよりもサウジアラビアに、向け
られたものであるということは、彼の発言のなかに、サウジアラビアを非難
する部分が含まれているからだ。
ハメネイ師の語るところによれば、IS(ISIL)はサウジアラビアなどが創り出した
ものであり、この組織がイラン国内で破壊活動を試み、失敗しているとも
語っているのだ。
ハメネイ師はこうした、反イランの立場を採る国々に対して、最終的には
イランが打倒し、足にキスをさせるとも語った。イランではテヘランを中心に、
IS(ISIL)側であろうと思われるテロリストが、時限爆弾や特攻攻撃で、テロを
試み失敗しているのだ。
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