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  • 2015/11/23(月) 03:48:07.94
ベイルート南郊のヒズブッラーの地盤地域で「イスラーム国」による自爆テロ 2015年11月13日 06:14
http://www.fsight.jp/articles/-/40648

レバノンの首都ベイルート南郊のブルジュ・エル・バラージュネ地区で連続自爆テロが行われ、
少なくとも37名が死亡、180名が負傷した(後の報道では43名死亡・200名以上が負傷とも伝え
られる)。

「イスラーム国」が犯行声明を出している。
【Reuters】http://www.reuters.com/article/2015/11/13/us-syria-crisis-hezbollah-blast-idUSKCN0T121P20151113#l7KcOLsUsc3qmeOy.97
【BBC】http://www.bbc.com/news/world-middle-east-34795797
【The Guardian】http://www.theguardian.com/world/2015/nov/12/beirut-bombings-kill-at-least-20-lebanon

3名の自爆犯のうち2名がパレスチナ人、1名がシリア人とする報道もある。

ブルジュ・エル・バラージュネ地区は、ベイルート国際空港の北側に位置し、民兵集団を抱える
シーア派組織ヒズブッラーの支持勢力の拠点として知られるハーラト・フレイク地区に隣接する。
住民は地方から移住してきたシーア派が多いが、ベイルートのスプロール地帯であるがゆえに
スンナ派やパレスチナ系の貧困層も多く住む。パレスチナ難民キャンプもある。レバノン内部や
シリア・パレスチナ・イスラエルを含む地域紛争の激化に応じて衝突が生じやすい地区である。

ハーラト・フレイク地区からベイルート国際空港に至る、ヒズブッラーの勢力基盤となっている
ベイルート南郊地域の情景については、ジル・ケペル(池内恵訳)『中東戦記 ポスト9・11時代
への政治的ガイド』の83?88頁に印象的に描かれている。多様な宗派・民族構成を抱える中東
社会の理解には、街区や階層の特性を読み解くことが必須である。訳注でも詳細に構図を解説
しておいたので、ご興味のある方は参照していただきたい。
http://www.amazon.co.jp/dp/4062585103/

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