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  • 2007/04/01(日) 10:35:46
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  • 2016/04/22(金) 13:41:36.60
NO4106 『サウジアラビアとアメリカの蜜月は終わった』 [2016年04月22日(Fri)]
http://blog.canpan.info/jig/archive/5812

サウジアラビアの元駐米大使であり、情報大臣であった、トルキー・ファイサル氏がCNNとの
インタビューのなかで、重大な発言をした。それは、今後両国関係だけではなく、中東全域と
世界に、大きな影響をもたらすかもしれない。

トルキー・ファイサル氏は『アメリカとサウジアラビアの蜜月時代は終わった。それが元に戻る
ことはないだろう。』そして『誰が新しいアメリカの大統領になっても、両国関係の修復は、
ありえまい。』と語ったのだ。彼に言わせると、オバマ大統領の一連の発言が、サウジアラビア
など多くの国々を、目覚めさせたというのだ。

それは、オバマ大統領のシリアや、イエメンに関する発言であり、それ以前にも、サウジ
アラビア側からすれば、裏切りとしか取れない、アメリカの行動があったからであろう。

例えば、シリアに対する攻撃を、2013年に約束していながら、アメリカは実行しなかった。
オバマ大統領は『シリアのアサド体制を打倒する。』とサウジアラビア側に確約していたにも
かからずだ。

また、アメリカを始めとする、世界の大国がイランとの間で、新たな合意に至ったことも、
サウジアラビアには不満だった。サウジアラビアにしてみれば、北の隣国イランは、常に
安全上の頭痛の種に、なってきていたからだ。

そして、イランの核問題でも、アメリカは結果的に妥協している。これではアメリカの発言や
約束は、全くあてにならない、ということであろう。

加えて、最近ではアメリカとサウジアラビアとの間で9・11事件に関する情報の公開が、問題に
なっている。これまで公開されていなかった、28ページの情報が公開されれば、そこでは9・11
事件に、サウジアラビアが深く関与していたことが、明らかにされているというのだ。

もし、それが公開されれば、世界的なサウジアラビアの、大スキャンダルになろうし、犠牲者
家族への補償問題も、巨額に上ることになろう。そうなれば、いまでも苦しいサウジアラビアの
台所事情は、破滅するということに、なるのではないのか。

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  • 2016/04/22(金) 13:42:43.05
>>706の続き

アメリカは何故いまの時期に、サウジアラビアをこうまでも、追い込んでいるのであろうか。
その原因の一つは、アメリカの経済状態に、あるのかもしれない。また、サウジアラビアという
国の体制を、揺さぶり、打倒することを、考えているのかもしれない。

ご存じのとおり、IS(ISIL)はサウジアラビアを、次のターゲットに決定している。すでに相当数の
IS(ISIL)のサウジアラビア人の戦闘員が、同国に帰還しているようだ。

オバマ大統領がサウジアラビアを訪問した際、サウジアラビアの国王は迎えに出ていない。
つまり、極めて冷たい受け入れ方を、したということだ。こうしたことを考えると、アラブの春と
いう名の、アラブ各国の政権打倒が、サウジアラビアでも始まる、ということではないか。

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