facebook twitter hatena line google mixi email
★お気に入り追加


  • 669
  •  
  • 2016/02/14(日) 21:04:23.40
NO4051『トルコとサウジのシリア軍事侵攻』 [2016年02月14日(Sun)]
http://blog.canpan.info/jig/archive/5751

トルコ軍とサウジアラビア軍が、シリアに陸上部隊を送り込んで、戦闘を展開する動きが、
現実味を帯びてきている。このことに関しては、ロシアだけではなく、各方面から第3次
世界大戦の発端になる、という警告が出ている。

それだけ、トルコやサウジアラビアが、シリアに陸上戦闘部隊を送るということが、危険
なのであろう。あるいは、トルコ軍やサウジアラビア軍に限らず、これ以上シリア問題に
手を出すことが、危険なのかもしれない。

トルコやサウジアラビアが、陸軍をシリア領土内に送るとなれば、当然空からの支援が、
必要ということになろう。陸軍による攻撃が先なのか、空軍による攻撃が先なのかに
よっても、状況には大きな影響が出よう。

空軍が先に動くとなれば、その後の陸軍の進出を考慮し、猛空爆が行われることが
予測できようし、逆に陸軍が先に進出するとなれば、時を同じくして軍の空爆が始まる
ことになろう。

陸軍であれ空軍であれ、シリアに対する攻撃が始まれば、トルコもサウジアラビアも、
手心は加えないのではないか。結果は大量の死傷者とインフラの破壊が起こるという
ことであり、同時に多数の難民が、出るということであろう。

トルコはこの場合、シリアからの難民を、素直に受け入れることが、出来るのだろうか。
一方では、敵として戦っているシリア人を、難民だからということで、受け入れられるの
だろうか。

国際的な監視の目があり、トルコ政府は人道的な立場から、シリアからの難民を受け
入れることになろうが、それには制限を加えるのではないか。最近完成したシリア領土
内の難民キャンプは、その後も拡大していき、トルコとサウジアラビアの軍が、シリアに
攻撃を加え始める段階では、もっと難民キャンプは大規模なものに、なっていよう。

問題は、難民キャンプとはただテントを張り、そこに寝起きできれば、いいというわけには
いかない。難民キャンプに収容した人たちに対する、あらゆるサービスが求められるのだ、
食料はもとより、医療、教育なども必要なのだ。それに回す金は、サウジアラビアが出すの
だろうか。

ここまで見た

★お気に入り追加

このページを共有する
facebook twitter hatena line google mixi email
おすすめワード