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  • 2014/10/20(月) 14:17:04.51
道具のデザインというものは、その道具の使用目的に最適な形状、フォルムに自然と収斂されていくものだ。
そして、?刃包丁の完成形は堺製のものだ。
なぜなら、長年にわたり料理人のほとんど(90%以上と言われている)が堺製の柳刃包丁を使用し続けてきたことで、
90%以上のフィードバックにより改良に改良を重ね、現在の形状になったのであるから。

例えば、堺製の和包丁を取り扱う老舗包丁店である西の堺孝行、堺一文字光秀、東の築地正本、築地有次、杉本あたりのHPを見ると、
鋼材やら製法やら仕上げやらにより多様なモデルがあり、長さも3センチ刻みで選択できるが、厚みに関しては店側がベストと考える1種類しか用意していない。

今は知らないが以前は河童橋の釜浅商店で薄めの?刃の別注を受け付けていたのので、上記の店でも頼めば受注生産を受け付けてくれるかもしれないが、
左利き用包丁のように「割増し料金で受け付けます」とのアナウンスすらない。
つまり、料理人からの需要がないから薄口の?刃は作っていないということが言える。

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