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  • 2014/04/18(金) 01:56:26.66
鋏砥ぎがyoutubeでUPされているが、センスが悪い菜。プロでもあんなモンなのか。それとも真の砥ぎはUPされないから
二流の動画ばかりが目に付くのだろうか。

少し鋏の研ぎ講義をしよう。裏スキは今回は除外する。これは専用工具(電動系)がいるので再研磨の範疇を越えるので。

鋏を大きく開きオイルストーン#1000 または板に研磨紙を貼ったヤスリを使い一方向に全域を研磨する。
角度は元々付いているのを踏襲する。自信が無ければ青いマジックインクを塗る(アセトンで薄めた専用ペンを作っておくといい)

一方向と言えども裏スキ側に微少なバリがでる。これは軽くカラ切りするだけで取れる
素性のいい鋏ならこれだけでOK  検証はポリエチレン15μを切ってみる  一カ所切れない箇所があったらその近傍を再度研磨する

ヒンジがカシメの場合摩耗で緩んでいることがある。 下にアンビル(無ければ厚い鉄板)を置きハンマーでカシメ部を叩く。
叩きすぎると固くなる。その対処法がたぶんどこにも書いてないと思うが
鋏を開いた状態にして小さなハンマー(あるいは6Φの鉄棒)でヒンジを開く方向に高速で叩く。これは慣性の法則を利用している。大きなハンマーはNG
ヒンジを締めすぎたか菜と感じたぐらいなら、これで回復する。これは裏技

反りと捻れを適度にしないと鋏は切れない。新品なのに不適格な作り方をしているのもある。これの究極は理容ハサミで高いだけに丁寧に作ってある
その補正は木片をプライヤーで挟んで捻る、又は木材を敷きウッドハンマーで曲率を作る これは習得に時間がかかるので安物で練習のこと

慣れればハマグリ刃や超鋭角にして特定の用途に仕上げることができる。私のよく使う鋏は100均の裁ちばさみで何度も再研磨しているが
皆から切れると、とても評判がいい。砥ぎ次第で安モノでも活きてくる。

これまで理容用 ケブラー繊維用(超硬刃) 医療用 ペットの爪切り用 裁ちバサミ 板金ハサミ 植木用など多種を研いだが、
基本は同じ 一点で接しそれが連続するのをイメージすること

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