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  • 2011/04/13(水) 23:33:18.17
>>247
・刀身に彫りがある場合の手入れはどうすればよいでしょうか?
基本的に、彫りのある刀には打ち粉を使っていません。彫り内の油もあまりキチンとは取りません。刀匠会などがあつかっている、眼鏡拭きなどを使えば、打ち粉を使わずぬぐえますし。
油が劣化しないよう、自分はシリコンオイルを使っています。

ヒケが着く可能性があり、あまりお勧めはしないのですが、打ち粉が取りきれない等の時は
毛を短く切った筆をつかってます。油が固着している場合、ベンジン等の有機溶剤を浸してからとりますね。あまり有機溶剤などは使わない方が良いとは思いますが。
古い刀などは隅に残っていても良いという意見もあります。

・彫りの隅、ごく一部に薄錆が出た場合、どのような処理がよいですか?
これも、古い彫りには薄銹が有っても良いという意見がありますね。逆に隅々まで磨かれていると、違和感が。
これから研ぐという時は、胴擦(砥の粉を油でねって歯ブラシなどで軽く磨く)など。やり過ぎると肩が丸まったりしますので、あまりお勧めはしません。
完全に銹込んでいる場合は彫り直します。

また、
・埋鉄がある場合は、手入れで気を付ける事はありますか?
何より、引っかけてはがさないように。上でだした、眼鏡拭きやネルなどは繊維が強靱なので使わない方が良いと思います。ティッシュが良いと。

・埋鉄が、錆で浮き上がってきたものを見た事がありますか?
自分はありません。

・埋鉄は、周りからかしめるようにしてとめてあるだけですよね?
もともと、アリ溝に成るように彫り、打ち込み広げて止めます。多少は周りからも寄せたりもしますが。

・埋鉄の周囲から、油や水分が入り込んで中から錆びたりしないのでしょうか?
きちんとハマっている場合、あまり心配しないでも良いかと思いますが、隙間が空いている場合はそういう事もあるかも知れません。


一般論です。突っ込んだ内容はメールでお願いします。


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