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  • 1
  •  
  • 2008/07/07(月) 18:37:47
どうすればいいんでしょうか?
鍛冶をしたい人はいっぱいいるようですが、研ぎはわからんのです…

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  • 198
  •  
  • 2010/02/10(水) 19:07:50
何の薬品?>>197

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  • 199
  •  
  • 2010/02/15(月) 12:50:19
>>191
知ってる限りじゃ
5〜10年
師匠によって様々
修行期間は給料なんて微々たるもん

修行終わって30over
全く縁がないならそこから自分で砥石(高い)買いそろえて
研ぎ場(特注の上室内の水仕事だから条件きつい)作って
顧客探して微々たる稼ぎでスタート。

22才じゃ遅いとは思う
繋がり合ってもなくても高卒で入った人しか続いていない
その年ならあきらめた方が良い


作風というか
古刀に定評がある人、
新刀に定評がある人
とか言う風に別れるのではないかと

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  • 200
  • 191
  • 2010/02/26(金) 09:18:52
>>199
レスありがとうございます。

>5〜10年
師匠によって様々
→幅があるんですね。研師さんのホームページ見てると、研ぎの他に鞘などのパーツも製作されてる方もいらっしゃいますよね。〜10年というのは、研ぎ以外の分野も教える先生のケースですか?

>全く縁がないなら
→縁とは、具体的に教えて頂けませんか?

>(特注の上室内の水仕事だから条件きつい)
→セキュリティ面で信頼できる物件に引っ越す必要があるとは考えていましたが、「条件きつい」とは研ぎ場を確保できる物件が(駆け出しの経済力の範囲では)少ない、という意味ですか?

>顧客探して微々たる稼ぎでスタート。
→この世界の経済の話はググってもよく分からないのですが、漠然とした表現になりますが、「中堅クラス」の研師さんの収入はどのくらいかご存じですか?(この話は本人と面と向かって尋ね難い)

>高卒で入った人しか続いていない
→ムムム。。

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  • 201
  •  
  • 2010/02/27(土) 17:12:36
>>200
>期間
純粋に研磨修行だけの期間の話

>縁
親や親戚が研師関係の仕事してれば
砥石なり道具一式なり備蓄があるから融通してもらえる可能性が高いと言うこと。

>家
賃貸で、家の中で水仕事して良いという大家はあまりいないから
場所探しには単純に苦労するという話

>賃金
しらん。そんなこと普通人に聞かない。
それこそ直接聞きにいくべき

正直こんなところで不正確な情報グダグダ聞いてるより
直接聞きに行くぐらいの行動力がない時点でアウト感溢れとる。

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  • 202
  •  
  • 2010/06/03(木) 22:02:17
率直に言って何か収入のいい仕事をやって、セカンドライフで身銭を切って研ぎ
を習う方が賢明なんじゃないか?安月給で丁稚奉公して、稼ぎの悪い仕事やって
人の刃物研いでも幸せにはなれないぞ。授業料払って習いに行けば、向こうはお客
さん扱いで優しく教えてくれる。いざ道具を揃えて刃物を研ぐにしても、自分の
気に入ったものを好きに研げる。それが王者の研ぎ師じゃないかな?名人になるより
王者になれ!

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  • 203
  •  
  • 2010/06/14(月) 20:35:43
店を出す時は看板に「御魂研所」と達筆で書いておくとよい。

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  • 204
  •  
  • 2010/06/15(火) 12:02:23
まぁ今の時代、刀匠より研ぎ師の方がよっぽどいいのは明らか。

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  • 205
  •  
  • 2010/07/09(金) 18:28:45
仙台砥ぎをやってる唯一の爺さんは、30過ぎてから始めたって言ってたな…
まあ時代が今とはじぇ〜んじぇん違うだろうが
一般的にアウトな歳なら自分が例外になるだけの意志が無いとな…

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  • 206
  • のり
  • 2010/07/26(月) 13:33:22
むりだよ

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  • 207
  •  
  • 2010/07/26(月) 18:38:52
クロスボウ氏ね

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  • 208
  •  
  • 2010/07/27(火) 10:55:18
なっても生活出来ないよ。
そこそこの人でも生活出来なくて副業もっていて、合わせて月の収入は15万くらいだそうだ。
こんな仕事やるもんじゃない。
もう戦国の世でもないんだ。
刀は過去の遺物。もう忘れよう…所詮は人殺しの道具なんだよ。


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  • 209
  •  
  • 2010/07/27(火) 12:02:07
>>208
いや、そうでもないぞ!
刀職で一番稼ぎが大きいのは研師です。
腕の次第でかなり行ける。
!!文化財を将来に残す大事な仕事です。!!



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  • 210
  •  
  • 2010/07/27(火) 17:52:25
そうだね。
文化財とかって結構なメンテナンスが必要だから、
宮大工とか木工職人とかと同じで研師も貴重。
是非、伝統工芸を守るちゃんとした研師になってもらいたい。
純・粋・日・本・人ならな。

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  • 211
  •  
  • 2010/07/28(水) 10:55:12
そこまでの腕をもってる人なら稼げるね。
正宗、虎徹、清麿、博物館にあるような名刀を手掛けるクラスになれば車が買えるようにはなるだろうね。

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  • 212
  •  
  • 2010/07/28(水) 11:52:45
>腕の次第でかなり行ける。
>!!文化財を将来に残す大事な仕事です。!!
そんな志の高い研師が現在何人いると思う?
奇麗事をほざいている職方に限って出世欲の塊。
失笑してしまうよね。


>文化財とかって結構なメンテナンスが必要だから、
>宮大工とか木工職人とかと同じで研師も貴重。
>是非、伝統工芸を守るちゃんとした研師になってもらいたい。
>純・粋・日・本・人ならな。
伝統工芸を守るちゃんとした研師は現在数少ない。
むしろ薬品や機械をガンガン使って、伝統工芸を守らない研師が評価されるのが現状だよ。


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  • 213
  •  
  • 2010/07/29(木) 09:54:36
昔から言われています。
『研ぎ師は金を残す』
『刀鍛冶は名を残す』
現代でも同じです。

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  • 214
  •  
  • 2010/07/29(木) 20:03:04
「ずるい人間は研ぎ師も刀鍛冶も金と名を残す」

皆さんも”有名”だからで惑わされないように

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  • 215
  •  
  • 2010/07/29(木) 20:20:27
ずるいんじゃなくて、金残せない奴は
商売下手か、それか本当に仕事が下手だったんだろ。

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  • 216
  •  
  • 2010/07/29(木) 23:40:54
ド素人の考えることだな

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  • 217
  •  
  • 2010/07/30(金) 12:02:08
南紀 研磨でホームページ見てみな
ネットだけを頼りに独学でコンクール入選の腕になって
今ではこなしきれんくらいの注文があるそうだ
人柄が感じいいし安いというのも仕事がくる理由になつている。
一本平均八万として月三本は研ぐだろうから24万にはなる
会社が倒産しても食っていけるように今から練習しておくのもいいだろう

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  • 218
  •  
  • 2010/07/30(金) 14:10:49
常に仕事が有ると言う前提で考えれば一番儲かるのは断然刀鍛冶。
そして白金師、鞘師と続く。 研師はかなり下のランクとなる。
しかし安定して仕事が有るのは研師、白金、鞘。
一番儲かって仕事が結構安定しているのは白金師となる。
仕事を楽しむなら研師。
刀剣商なら誰でも知ってる話。

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  • 219
  •  
  • 2010/07/30(金) 23:50:27
>>217
残念だが、そのレベルではいい仕事はこない。
むしろ刀を壊してしまうので一本平均八万の早研ぎで正解。

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  • 220
  •  
  • 2010/10/02(土) 22:42:19
ふーう。砥石を買い揃えるのに、
なんだかんだと40万程使ってしまった。
道理で金が無い訳だ。

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  • 221
  • 手製クロスボウ
  • 2010/10/05(火) 21:41:38
がんばれ応援するぞ 努力は人を裏切らない。

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  • 222
  • 220
  • 2010/10/11(月) 21:32:50
応援して貰ったようなので少し書こうかな。
上の方で蘊蓄語っている方々にはチラ裏でしかないと思うが、
1もその後居なくなったようだし、これから始める人たちの参考に、
すこしでも役立てば幸いである。と言う事で、暇を見つけて書き込みしてみようかな。
220=趣味の研ぎ。ただし、引退した町研ぎに
「わかんない事があったら教えてやる」と言われた。
もちろん秘伝もあり全てを書く事は出来ない。らしい。
砥石を買い集めつつ、鉋、鑿、鉈、鎌、包丁(霞)、鏨、裁ち鋏、植木鋏、刈り込み鋏など
研ぎまくったね。


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  • 223
  • 220
  • 2010/10/11(月) 21:48:05
で、取り敢えず言いたい事。
野鍛冶(刀鍛冶以外を総称して呼ばせて頂く)の仕事に感動したよ。
包丁(霞)や肥後の守にしても、拭いまで仕上げると実に美しい。
霞の意味を理解した。肥後の守(利光)ですら霞が立つ。
しかし、既にこれらの職人の跡継ぎが居ないらしい。

で、砥石に関して一言。荒砥・中砥は無理せず人造砥石を使うが吉。
天然砥石を買うだけ無駄だ。
当たる事も有るらしいので趣味で買うなら止めはしないが。
あと、申し訳ないが質問されても答えられない事の方が多いと思う。悪しからず。

ここまで見た
  • 224
  •  
  • 2010/10/12(火) 00:23:46
ふーう。秘伝ね???
本当の一流のプロ(人によりけりだけど)は教えてくれる。
なぜなら、聞いてできるほどすぐ出来ない。
数十年かかる。
天然砥石を買うだけ無駄じゃなく見抜く目が必要だ。
これも経験と勘。
あと、天然砥石を使いこなす技術が必要だ。

>あと申し訳ないが質問されても答えられない事の方が多いと思う。悪しからず。
何を質問しているのかわからない???

ここまで見た
  • 225
  •  
  • 2010/10/19(火) 08:42:25
病床で衰えた師匠を利用するとは。

本来の技術も伝承されずに我流の研ぎ。
そして、本流を名乗る結末。
徒弟制度を廃止した結果歪みが生じたのだ。

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  • 226
  • 手製クロスボウ
  • 2010/10/25(月) 11:19:24
日本刀研ぎ師とかなるの難しそう

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  • 227
  •  
  • 2010/10/25(月) 12:05:01
道具そろえるだけで40万もかけてやってみたが
途中であきらめてそう
一日中座りぱなしで一人でしこしこしてなけばならない
修行みたいなもんだろう。


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  • 228
  •  
  • 2010/10/28(木) 15:05:18
麗掲載弟子事情は必見。刀剣界まだ捨てたものではない。

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  • 229
  •  
  • 2010/10/29(金) 06:42:09
本人曰く忙しいらしいが全く連絡ない。
かれこれ9ヶ月。
試されてたのか。
いや、そういうの理解出来ません。
辞退の筆を取るとする。

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  • 230
  • 220
  • 2010/10/31(日) 01:04:59
続き。
研ぎ場の選定に関して。

例えば刃長60?の刀を研ぐ場合、茎もあるので、
砥石を中心に、その周囲およそ80?以上の空間が必要になる。
その上、砂ぼこりの立たない、直射日光の当たらない場所が必要。
出来れば、子供やペットが不用意に近づかない場所がよい。
水場が近ければ便利ではあるが、家庭の排水溝に研ぎ汁を流すと詰まるので、
廃水の処理は別に考える必要がある。

最初から研舟を用意する必要もないと思うが、
研舟を据えられる程度の広さの部屋があるとよい。
どこかの内弟子にでもなれば、取り敢えず問題ないが、それにしても
何れ独立するには、結局これだけの場所が必要。
仕上げに研ぎには、さらに別の場所があった方がよい。

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  • 231
  •  
  • 2010/10/31(日) 01:54:50
>>229
クレーム電話の一本でも入れてみれば

あと2週間で仕上げなきゃ別のところに頼むし
アテにならないから二度と頼まねぇっていうノリで

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  • 232
  •  
  • 2010/11/04(木) 19:04:12
研ぎ師はなるモノじゃなくて使うモノ

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  • 233
  •  
  • 2010/11/17(水) 16:04:52
有印私文書偽造の疑いが濃いと訴えられている研ぎ師は誰?

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  • 234
  •  
  • 2010/11/18(木) 00:45:35
自分で勝手に本阿弥流免許皆伝とか名乗っていた研ぎ師です。

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  • 235
  •  
  • 2010/11/21(日) 16:34:42
「刀剣美術 7月号」
の支部だよりに載っていた話しですか?

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  • 236
  •  
  • 2010/12/03(金) 09:23:51
薬使い過ぎの研ぎ師は声がカスれてますね。
薬が気化するからそれを吸い込めば影響する。

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  • 237
  •  
  • 2010/12/03(金) 14:24:11
本物の鍛冶師は声がカスれてますね。
炭が粉末化するからそれを吸い込めば影響する。

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  • 238
  •  
  • 2010/12/03(金) 17:58:07
号を降格、更迭にすれば良い

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  • 239
  • 220
  • 2011/02/05(土) 21:44:52
久しぶりに、
「研ぎ師になりたい人へ」の続き
構え(姿勢)に関して。

昔の職人絵などには、水盥の中に大きな砥石を据えて、
胡座で研いでいたりするので、コレで十分かもしれないが、
様々な形状・大きさの砥石を確実に固定し、
迅速な砥石の交換が出来る機能性をも考慮すると、
砥台・踏まえ木・床几を揃えた方がよいと思う。自作でも出来るし。
実際使ってみて、慣れると研ぎやすいと思った。
でも、普段の生活で胡座に慣れていないと最初は辛いかもしれない。

ここまで見た
  • 240
  • 220
  • 2011/02/05(土) 21:47:00
「前傾姿勢での労働は腰を痛めやすい」らしいので、
(NHKスペシャル 病の起源 腰痛)
もし、本阿弥家代々の研ぎ師に腰痛が無いならば、
砥台・踏まえ木・床几がベストかもしれない。
本阿弥家の研ぎ師における腰痛の有無に関して、
ご存知の方はフォローお願いします。
因みに、自分の師匠は「腰がイテェ」とか言ってる。
だめじゃん。

最初は、あまり長時間研ぎ続けない方がよいかと思う、
姿勢が身に付くまではのんびりやればいい。
特に寝る前にやると翌日に疲れが残りやすいような気がするし、
会社で腰を撫でていると冷やかされるのがオチ。
長時間やっても研ぎ崩すだけだったりする。
一箇所研ぎ崩すと修復が大変。落とした肉は戻ってこないのよ。
研ぎは、やり直しが出来ないので、上手くいかない時は作業を中断し、
気分転換した方がよいと思う。自分は2時間で休憩にしてる。

ここまで見た
  • 241
  • 220
  • 2011/02/25(金) 22:10:33.23
「研ぎ師になりたい人へ」
道具など その1。

取り敢えず基本必要な道具・資材はすべてネットで入手可能。
その他、取り敢えず有ると便利な物としては、

参考書
 刀剣関係の本は絶版が多いが、研ぎに関しては「日本刀を研ぐ」が入手可能。
ほぼ同じ内容だが「日本刀 職人職談」光芸出版のほうが研ぎ方に関しては詳しい。
特に砥当たりの図がとても参考になった。古書として簡単に手にはいるはず。

※ところで、「日本刀 職人職談」昭和47年版 37Pあたりの補修例で、
砥石を当てた後にも朽ち込んだ穴の痕が残っているように見えるが、
補修は成功しているのだろうか?
寄鉄ならば、写真のようにはっきりとした穴の痕が残るはずはないような気がする。
埋鉄ならば、異なる地鉄のためにこのように穴の痕が見える場合もあると思うが。
詳しい方、教えてください。

ここまで見た
  • 242
  • 220
  • 2011/02/25(金) 22:15:05.22
続き。
道具など その2。

動画・ビデオ
やはり百聞は一見に如かずで、実際見てみると勉強になる。
ただし、懇切丁寧に研ぎ方を教えてくれる動画は無いようだ。
(有るなら是非見たいのだが)
「極める」という番組で放送されたビデオが入手可能かも。
インタビュー番組だが、やはり多少なりとも動画で見る事は参考になる。

「極める」より 「刀剣研磨〜甦る日本美」 (本阿彌日洲)
「極める」より 「刀剣研磨〜刀は白く、地は青く」(小野光敬)

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  • 243
  • 220
  • 2011/02/25(金) 22:18:39.16
続き。
道具など その3。

当初は必ず切り傷を作ると思うので、
絆創膏、清潔な布などがあると安心。
是非用意しておく事を強く勧める。
絆創膏は防水タイプを勧める、布製だと砥汁が付いてすぐ汚くなる。

砥石目を確認するのに、
虫眼鏡やルーペなどがあると便利。

冬場は、室内でも水仕事がつらい時期なので、
水槽用の水中ヒーターがあるととても便利。

ここまで見た
  • 244
  • 220
  • 2011/02/25(金) 22:23:52.78
研ぎの動画を検索したら、
いきなり縦型ベルトサンダーで研ぎ始める半島忍者とか
中国語で説明を始める研ぎ師とか変なのが居て笑えた。

自分は放送当時録画しておいた「極める」に、永山光幹の巻を見つけ、
ついでにその前後(「正宗」の特集もあった)も見てみたのだけど、

番組中のCMが

ポケベル
チャイニーズ・ゴースト・ストーリーの公開予告
パリッとサクッとおいしいスコーン
NTT 薬師丸ひろ子が「好きです」と一言

だった

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>>241
>穴の痕が残っているように見えるが、

出来うる限り広範囲から寄せるといっても、どうしても穴の場所は凹むので
ざっと荒砥を掛けた状態では、その凹んだ部分はタガネ跡で光ってる。
減らさないためにそれをぎりぎりの状態でやっているのでは無かろうか。

次の段階の砥石などでそこが均一な面がでるように持って来るとか。

ここまで見た
  • 246
  • 220
  • 2011/03/25(金) 23:04:41.43
お答え有難う。
あまり覗きに来ないので、遅れて申し訳ない。


写真では、朽ち込み周辺の寄せたタガネの跡を取る程度には荒砥をかけた上で、
さらに、はっきり影がわかる程、かなり深い穴のようにも見えたので、
穴を隠すには、部分的にこの周辺がかなり研ぎ減って凹むと思います。
研ぎ進めて、荒砥の砥石目を取ってもこの穴は残るような気がしますので、
備水以後でかなり研ぎ減りさせる事になるかと思います。
これほど凹むなら、埋鉄すべきではないのかなと思いました。

それと、さらに質問させて頂きたいのですがよろしいでしょうか?
次に続きます。

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  • 247
  • 220
  • 2011/03/25(金) 23:07:28.16
・刀身に彫りがある場合の手入れはどうすればよいでしょうか?
隅に油や打ち粉が取りきれない部分があります。
・彫りの隅、ごく一部に薄錆が出た場合、どのような処理がよいですか?
キサゲや磨き棒で取りますか? それとも他に方法が?

棒樋だけなら問題ないのですが、龍とか居ると鱗の隅が・・・。
専門からの御意見を頂きたい。

また、
・埋鉄がある場合は、手入れで気を付ける事はありますか?
・埋鉄が、錆で浮き上がってきたものを見た事がありますか?
埋鉄は、周りからかしめるようにしてとめてあるだけですよね?
埋鉄の周囲から、油や水分が入り込んで中から錆びたりしないのでしょうか?

ご指導よろしくお願い致します。

ここまで見た
  • 248
  • 220
  • 2011/04/03(日) 22:02:39.19
「研ぎ師になりたい人へ」続き。
肝心な物。練習用の日本刀。

鎬作り、庵棟で、樋や彫りの無い短めの脇差を勧める。

最初は、程良く赤錆が付いて、大きな刃こぼれや深い朽ち込みのある刀でよい。
オクで安く買えるし、研ぎ崩しても後悔しなくて済む。
このような安物は、恐らく部分研ぎしてあり、凸凹になっているだろうから、
整形するのが大変で、全体に砥石目を揃えて研ぐのは難しい。凹みを残す事になるだろう。
居合に使っていた痩せた古刀も、だいたい試斬で刃こぼれしてひん曲げてあるから、
グニャッと捻れてる事が多く、部分研ぎにより刀身に凸凹がある。
しっかりと曲がりやヒネリを取るべき。
その上で肉置きや棟筋・鎬筋・横手などをしっかり研ぎ出すように頑張ろう。
ただし、焼け身は練習にもならないので、焼刃のある事だけは確認する。

素人がいきなり一人で研ぎ上げる事は、まず不可能なので、
間違えても、まともな刀で始める事は避ける。
もし自分に才能が無いと諦める時は、研ぎ師にあげれば埋鉄の素材にでもしてくれるかも。

永山美術刀剣研磨研修所では、始めは木の板を研いで練習したらしい。

砂時計アラームタイマー
フリックゾンビ
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