facebook twitter hatena line google mixi email
★お気に入り追加


  • 209
  •  
  • 2013/05/27(月) 11:51:21.10
先日ボーカープラスのロールド(ロルド)を買ったら予想以上に良かった。

これは元々デンマークのカスタムメーカーのJesper Voxnaesの手による同名作品の量産モデル。
この種のカスタムレプリカは細部の作り込みや仕上げ、質感をどれだけきちんと再現できるかが
命なんだけど、当初の不安をよそに(中国製)かなり丁寧に作り込まれてます。
(ブレードやG10ハンドルも左右対称にズレなく研削されてるし、テックロック付きカイデックス
シースもきちんと作られてる)
さすが○チ物の一大名産地だけあって、この手のレプリカ作りは中国人は大得意だったんだwwww

ブレード材はD2(オリジナルはRWL34)だけど、手持ちの他のD2製ナイフ(クイーン マウンテン
マン)とはだいぶ研ぎ心地が違う。予想外に楽にざくざく研げて返りもしっかり出て短時間で
切れる刃が付く、なんだかSK-5や1095等の炭素鋼に近い研ぎ心地だった(クイーンはもっとカリカリ
した砥石当たりでATS-34に近い研ぎ心地だった。たぶんこっちの方が熱処理硬度は若干高いと思われる)

せっかくだから他の同カテゴリーのナイフと比較しながら色々使ってみました。
盛大に木を切ったり割ったりと酷使した後でも刃毀れは3本とも皆無で、フェザースティックが問題なく
削れてコピー紙やチラシもスムーズに切れる等、刃持ちはどれも大差無かった。
(3本とも硬度はHRC57〜59位か、レジャーナイフはやや硬めで残2本はほぼ同じ位に感じた)
ちなみに3本ともタッチアップシャープナーですぐに使用前の切れ味に回復。

1.ボーカープラス ロールド 
ブレード長161mm ブレード厚5mm 鋼材D2
http://www.fastpic.jp/images.php?file=7518972328.jpeg
http://www.fastpic.jp/images.php?file=7848295200.jpeg
http://www.fastpic.jp/images.php?file=1662083654.jpeg
http://www.fastpic.jp/images.php?file=4999459166.jpeg

ブレードは5mmと厚み充分だけど身幅が広くてエッジも薄め(1mm程)なので切れ味はかなり鋭い。
(個人的にはエッジ厚を2mm以上に取ってコンベックス気味に仕上げて欲しかったがw)
重心が人差し指辺り(前部ソングホール付近)にあるのでチョッピングにも軽作業にも対応し易い。
チョッピングもバトニングも強度に不安が無く、調理もやりやすいなど後述の2本に比べて
オールマイティー性が最も高かった。

長所 6インチクラスの汎用キャンプナイフとして高次元でバランスが取れ、万能性が高い。
短所 ?軽量で重心が手の中にあるのでさすがにチョッピングは疲れる。
   (まあこの辺は3本とも似たりよったり。それでも直径5〜10cmまでの薪ならさほど
    苦労しないし鋸を使うより早い。それ以上なら欧米人並みの腕力がない限り素直に
    8インチクラスの大型ナイフを使った方がいい)
   ?売ってる店が皆無に近いorz 肉屋の在庫が切れたら後は個人輸入しか無い

ここまで見た

★お気に入り追加

このページを共有する
facebook twitter hatena line google mixi email
おすすめワード