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- 2010/02/17(水) 22:17:12
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蘭越母子殺傷 渡辺被告、無罪を主張 札幌地裁で初公判 (02/17 12:01、02/17 16:32 更新)
後志管内蘭越町で2007年、札幌市の母子が殺傷され、現金が奪われるなどした事件で、強盗殺人罪と同未遂罪に問われた上川管内南富良野町、無職渡辺勇一被告(38)の初公判が17日、札幌地裁(辻川靖夫裁判長)であった。渡辺被告は罪状認否で「わたしは犯人ではありません」と無罪を主張した。
検察側冒頭陳述などによると、渡辺被告は07年9月14日午後9時ごろ、蘭越町内の道路改良工事現場で札幌市の上野雪絵さん=当時(37)=の頭を鈍器で多数回殴って殺害、現金約40万円入りの財布を強奪。上野さんの長女=同(7)=も殴り、頭の骨を折るなどして重体にしたとしている。
長女はその後、回復し、現在、道外の親族の下で暮らしている。
検察側は冒頭陳述で、渡辺被告は犯行現場を訪れたことがないとしているが、被告のDNA型と一致する体液が付着したちり紙が現場で見つかったと指摘。上野さん母子の携帯電話の位置記録から、母子が渡辺被告の車両で札幌市から犯行現場まで移動したことは明らかとした。
一方、渡辺被告は捜査段階から、事件当日は途中まで母子と一緒だったことは認めているが、その後別れたとして、事件への関与を全面的に否認。初公判で同被告の弁護人は、被告には動機がなく、被害者が、知り合って日が浅い被告のために全資産に近い貯金を引き出すのは不自然と主張。「犯罪行為を直接証明する証拠が欠けている」と述べた。
道警は事件発生から約1年7カ月後の昨年4月、渡辺被告を強盗殺人容疑などで逮捕。札幌地検は同年5月、「証拠は十分」として同罪などで起訴した。
公判は23日まで土、日曜を挟んで連日開かれ、3月1日に論告求刑、3日に最終弁論を行う。強盗殺人罪などは裁判員裁判対象事件だが、この事件は昨年5月21日の裁判員制度施行前に起訴されたため、裁判官だけで審理する。
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