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  • 2008/08/28(木) 04:22:53
30すぎの男でしか羅臼という禁断の地へ単身赴任という寂しさ、「心の余裕のナサ」およびいつまでも届かない「自らと家族の福祉関連書類」。そして決して医師住宅へは届けられない町内報(住民とみられれないんでしょうな)
事務などにこちらの希望をそれとなく伝えても全く意思が伝わっておらず、弱ったな、という場面はちょくちょくありました。
ですから、失礼であることは先刻承知でしたが言いたいこと、絶対に曲げられないことについてははっきり言いようにしましたけどね。

「あんた人生経不足してむちゃくちゃに言われている」とご批判される金魚ではありますが、皆さん、ご安心を。札幌の良さを知った以上、もう二度と金魚も羅臼勤務したくはありませんので。
いつかは羅臼診療所勤務医が一人もいなくなったらおれが助けに行こうと思っておりました。羅臼二階から見える景色はそりゃあもう美しく、療養入院するならここだな、と勝手に私思っておりましたが、
私は現在札幌から1時間圏内に小さな病院ではありますがそこに職を得、患者さんも次第に増えつつありあす。まだまだ看護婦教育、地域啓発に時間がかかりそですが、人当たりの良さ(私、羅臼では看護婦受け良かったと自分では思っていましたがどうだったですかね?)
ですので、羅臼がつぶれようが診療所が瓦解しようが、「人生経験不足気味で札幌ファンの金魚」にとっては関係ございません。もう羅臼に関心すら持ちませんのでご安心ください。札幌に近いということはそれだけでかなりのメリットです。極端に言えば、羅臼の給料の半分あればさっぽろでつましく生活したほうが楽しいです、いろんな遊び場や施設、買い物できる場所、にぎやかな通り、なんでもありますからね。
ただ言っておきたいことがあります。
上記の書き込みでは外科系のお医者さまが二人目として赴任されるよていだとか。

羅臼の知識が全くない状態のお医者さまにもうしあげるつもりですので説明しすぎなら謝ります。
羅臼の外科系患者をあつかうのはつらいですよ。外傷レベルも激しく、搬送途中にお亡くなりになり、
家からのクレーム(ほとんどゼロ)ではなく「どうしん」からの取材攻勢で日常診療はストップするほどです。
また、羅臼の基幹産業は漁業であありますが、近海漁業にもそれぞれなわばりというか、守備範囲があります。そして
その守備範囲を統括する漁師はすさまじく金持ちですそういう家が何件かあり、そういういえにそれぞれ少し小さな規模の家が
まとわりついているかんじです。金持ち漁師は、知識階級たる医師をなんとも思ってません収入額がすべてです。
要は、小高い山『金持ち漁師一家・網元』がいくつかあって、そこに普通に漁師が家ごとお世話になるケースが多いです。

ですから「おれは◎△組のだれそれや(決してやーさんではなくそれぞれの漁師網元一家のこと)、昨日うちのやつを診察した医者をつれてこい」とどなりこみ、
「昨日オマエ(あたらしく赴任する予定の外科医のあなた)はうちのやつをろっこつにひびが入っとるだけだといったそうだが。今日中標津いったら折れとった。ドないしてくれるんじゃ」
とクレームを数時間お付けになられます。また、毎回来られる外科系先生がお困りになってますが「だれがうけたかも分からず、かつ、受傷部位の記載もないカルテでの証明書(ghkrんgs
なるもののの依頼も外科の先生は
異様におおいです。「今から町長のところへいってはなしつけようやないか」もかれらの常用区です。

ですので胸かつくえのなかに常に退職届を準備していきましょう。いえ、ほんとに出すわけではないんです。
クレーマーにしても医師はかならず(いざ助けるという意味でも人身御供という意味でも町にとって必要な人間ですので、ほんとうに即日辞めたら困ります。
ですので漁師どもが怒って見せるのはあくまでジェスチャーです。

「オマエ、この町を辞めろ」「おう辞めてやる、」「じゃあ明日でも町長のところへ一緒に行くか」といった漁師がかつていたそうですが、結局翌日には来なかったようです。

ようするに「弱いもの、弱いと思えるもの、文句を言えると自分が思うもの」に対しては羅臼漁師はめっぽう強いですが、こちらがさらに強くでれば彼らは引っ込みます。
彼ら流に言えば「へたれ」です。

内科より外科の方が患者の種類(性格も含めて)が多く、大変だと思いますががんばってください。

でもいちばんいいのはこんないつつぶれるかわからない羅臼診療所に勤務しないで、札幌近郊(千歳とか苫小牧でしょうかね) に勤務したほうが生活が充実するといおもいますよ。多分、紙の契約書ではなく口約束での契約でしょ、いつでも反故に出きると思うけどな     経験者より。

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