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  • 2018/01/19(金) 01:44:57
▼ 「苫小牧」なのにトマコマイと読む理由
当時「苫小枚」と改名するはずが役人の誤記で「牧」に

1869年(明治2)に勇払郡を統治の高知藩がカタカナで「トマコマイ」と表記。
アイヌ語由来のト・マコマイで「沼・湖・川」などの意味。
当初はいろんな漢字が当てられていたが1873年2月に【苫細】と決められた。

同年、札幌本道(函館と札幌を結ぶ日本初の馬車道)開通で開拓使勇払出張所
が勇払から西方の苫細に移転。新たに「駅逓所」も新設されることになり、開拓使
東京出張所(東京)が、その駅名を検討し、地名も【苫小-枚】と改名の予定が、
【苫小-牧】となり、1873年11月8日の太政官布告でそのまま確定してしまった。

しかし、この“漢字間違い”改名は地元開拓使出張所は知らされていなかった。
翌年に別の公文書で“地名”が苫細から【苫小-牧】になっていたことを初めて知り、
【苫小-枚】と変更し直すよう求めたが認められなかった。

※駅逓所=宿泊・人馬継立・郵便を補助する施設。
1946年(昭21年)制度廃止。駅逓所は北海道独特のシステム
https://pucchi.net/hokkaido/history/ekitei.php

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