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  • 2016/08/19(金) 12:56:55
これが最後だが、ようやく分かってきたよ。ずっと焼きソバ弁当君の奥に見えた暗さの正体が。

普通、煽りや粘着する人間は、一目でおかしいと分かる何かを持っている。頭の弱さだったり、無知だったり、様々だ。
けれど焼きソバ弁当君は、パッと見たところ正常でそれなりの知性を持つ人間にしか見えない。なのに言葉を交わしていくと、じわりじわりと何か違うと感じられる。少しずつ何かずれていくように感じられる。

思い出したのだが、子供の頃、薄日が差す暗い本屋の片隅で、初めてドグラ・マグラを読んだ時の、あの感覚にそっくりなんだよ。君との言葉のやり取りは。

正常なのに確実に少しずつ何かが狂っていく感覚。最初に君を個人として認識したのは随分前だが、それから数ヶ月に渡って粘着を続ける圧力感。ドグラ・マグラの長大な文書にそっくりなんだよ。

本当に大丈夫か。焼きソバ弁当君。君のどこかに目に見えない狂いが生じ、それがずっと続いているのではないかと、真面目に心配になってくる。

ここまで見た

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