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  • 2014/10/17(金) 23:52:27
領土テーマにラジオドラマ 根室JCが制作へ 脚本、声優を市民から募集

(10/17 16:00)

 【根室】根室青年会議所が北方領土を題材にしたラジオドラマを制作する。脚本と声優は市民から募り、地元密着の作品を目指す。元島民の高齢化が進む中、次世代が領土問題を語り継ぐきっかけにしたい考えで、年内にも市内で収録を行い、来年2月7日の「北方領土の日」に合わせて発表する。

 これまで同会議所は、北方領土問題を全国に広げるための出前講座や、日本青年会議所と協力して納沙布岬から四島を眺める事業を実施してきたが、ラジオドラマの制作は初めて。

 脚本は元島民の体験談や記憶をたどった物語、未来の北方四島、返還運動に関連した作品などを想定。1話5〜10分程度で事実か創作かは問わない。今月末まで募集する。その後、会議所メンバーが審査して脚本を選び、シナリオをインターネットで公開。声優希望者向けの説明会を実施し、配役に応募が重なった場合はオーディションなどで決める。

 完成作品はCDに収録し、150枚程度作る予定。根室管内の1市4町や、北方領土返還要求運動都道府県民会議、千島歯舞諸島居住者連盟に配布する。また、FMねむろやインターネットを活用した配信も検討する。根室青年会議所の北方領土まちづくり推進室の阿部匡太郎室長(36)は「市民が北方領土について考えるきっかけにしたい」と語る。脚本家、声優の希望者は名前、年齢、所属、住所、連絡先を記載し同会議所(nemurojc@abeam.ocn.ne.jp)に申し込みを。(水野薫)

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