新参だが、つんく♂のすごさに敬服した [open](★0)
-
- 951
- 2015/09/13(日) 10:01:27
-
荒らしはスルーしましょうw
いつも長文の考察お疲れ様です
最後の道重Pはもしそうなったら最高ですけど筆者の願望入りのような…w
星部ショウ名義の曲の分析は細かくて説得力ありました
今後も期待してます
-
- 952
- 2015/09/13(日) 12:55:43
-
そろそろ正座してNHK観ます!
ハワイ映像でちゃゆ映らないかなーw
-
- 953
- 2015/09/13(日) 13:13:12
-
改めてしゃべれない映像みると衝撃度ヤバいな
-
- 954
- 2015/09/13(日) 13:44:05
-
出し決めたい(The Beatles)
-
- 955
- 2015/09/13(日) 14:43:38
-
>>951
ありがとうございます
道重総合プロデューサーの話は確かに飛躍させすぎで
昨晩眠くて書き飛ばしてたので唐突すぎましたねw
そんなわけで「5.」のところは急ぎ過ぎて今読み返したら
わかりにくいと思うのでもう一度書かせてください
・別名義にするのは生まれ変わったということを自分にも言い聞かせたい
これは先ほどのテレビでも言ってましたし「新人にしてはがんばってる」
みたいな文章も目にすることができましたし、シャ乱Q創世記時代からの
成功体験に頼っても駄目だ、といったニュアンスの言葉もありました
でも依然としてつんく♂の名前も残している
これは以前も書きましたがつんく♂の名前を宣伝に使いたいという依頼も
あるからで、完全に芸名を変えるという決断はできなかった
せめてモーニング娘。はつんく♂の名前入ってないとファンが納得しないよ、
というアドバイスもあったかもしれません
そんな、まったく新しい自分で再スタートを切りたいというつんく♂の願望と
会社側のそれは勘弁してくれという意見との折衷案として、だったらこの話を
ネタにしてしまえばいいんじゃないか、というアイデアが出てきたように
思うんですよね(どっち主導かはわかりませんが)
そしてつんく♂も面白い話なら乗るからそれでいこか、となったと
「謎の新人作家現る」という話題作りはハロプロに注目を集める、
プロモーションにもなる、と
本当に隠したいのならば佳林ちゃんさんにブログで言及させることも
禁止させるはずですし、情報を小出しにすることで煽っていく
そしてですね、こういう「仕掛け」にはオチがないとおかしいわけですよ
いつか正体をバラしてネットニュースかなんかにする必要がある
それやんないとまったく意味ないですからね
で、バラした時に例えば候補に挙がってるつんく♂の弟子だとか
Buono!に曲書いた作曲家程度の知名度ではニュースにはならない
「一部で話題になっていた謎の作曲家星部ショウは○○だった!」という
見出しがあるとすると、○○に入るのがマニアック過ぎる名前wでは
どこがニュースなのか誰もわからない
そういう現実的な「仕掛け」の「オチ」まで想像すればニュース価値の
ある名前を○○に入れなければ成立しないので、つんく♂くらいしか
該当者はいないということになります
それでそういう「仕掛け」をやってるんだと気付くと、プロデューサー不在
状態なんていう話も、わざとファンをやきもきさせると言いますか、不安に
させといて後から「えーっ!」と驚かすための前フリなのかな、と
そう思って道重さゆみ就任まで話を膨らませてしまったというわけですw
-
- 956
- 2015/09/13(日) 14:50:32
-
あ、あとキャプテンの名前誤変換してました
清水佐紀です、すいません
-
- 957
- 2015/09/13(日) 16:58:43
-
狼よりここの方が音楽に詳しそうなのでこちらの説を信じることにします
-
- 958
- 2015/09/13(日) 19:14:34
-
音楽的なことはわからないけど>>955はたしかにそうなんだよな
種明かしがアキラスターではだから何?だしハロヲタでも知らない人多いだろうし
-
- 959
- 2015/09/13(日) 20:09:56
-
「星部ショウ」はつんく以外だとヲタが拒否反応して叩くから
誰か分からんようにしてるだけでしょ
大体話題になってるの狼界隈だけだしw
-
- 960
- 2015/09/13(日) 20:11:20
-
どのみちここの妄想長文が大外れなことに変わりなし
-
- 961
- 2015/09/13(日) 21:00:07
-
青いのは荒し
-
- 962
- 2015/09/13(日) 21:34:12
-
これといって明示的な証拠がない時点で何を言っても妄想だということにはなるけど、逆に「妄想だ」と断じるのも根拠がないという点で妄想の一種にすぎませんねw
-
- 963
- 2015/09/13(日) 21:54:51
-
うわぁ根拠がない事を証明せよ
だって
発狂して悪魔の証明持ち出したよ
あーあやっちゃった
-
- 964
- 2015/09/13(日) 22:04:26
-
いや別に誰も証明なんて要求してないで
せやなくて1ファンの根拠のない戯言として楽しめばええやんって話
-
- 965
- 2015/09/13(日) 22:37:04
-
論争から逃げる手段のひとつに「悪魔の証明という指摘」があることは御存じのようだw
妄想であることを証明せよと言われたと勘違いしたのはなぜw
-
- 966
- 2015/09/13(日) 22:43:41
-
ブログや個人スレは維持が大変だと思うのでこのスレへの情熱の長文(w)、私は歓迎です
-
- 967
- 2015/09/13(日) 23:50:15
-
>>959 ←こういうの完全にハロプロ好きじゃない人だよね
以前から橋本とつんくを対立させようとしたり
SHOCKEYE持ち上げたりの半端な知識で揺さぶりかけようとするアンチだろう
このスレだって読み返せばわかるんだけど最初は
どえらい新人が現れてくれた、っていう大歓迎の流れだった
つんくイズムをきっちり継承して良質な曲を量産できる人だ、とね
ところがドスコイ!までそうだとなってから、これはちょっと
新人なわけないしつんく♂濃度が高すぎるぞ、となった
今だってそういう大型新人が現れることは大枠のハロプロファンのみならず
その中のつんく♂ファンだって切望している
ハロプロとはつんくイズムである、と考えるのがつんく♂ファンだと思うが
将来的につんくイズムが無くなったらそれはハロプロではないし
ハロプロは滅びる、と一番怖れている人達とも言えるわけで、本音を言ったら
星部ショウが20代くらいの若い新人であったら、そっちの方が嬉しいんだよ
-
- 968
- 2015/09/14(月) 00:04:38
-
>>967
アンチじゃないよ
すぐにアンチ認定するのやめたら?
最後の星部ショウが20代の若い新人だったら嬉しいっていうところは同意
-
- 969
- 2015/09/14(月) 00:12:18
-
>>968
そりゃ済まなかった
では聞くがなんで星部ショウがつんくじゃないとヲタが叩くことになるの?
中島卓偉だって大器晩成は歓迎されたしそれはハロプロらしい良曲だったからだ
まあ自分はアレンジで相当ハロプロに近付けたという印象だが
ハロプロらしさを失わず良曲を量産できる人、をヲタが叩くわけがないだろう
-
- 970
- 2015/09/14(月) 02:33:48
-
>>969
星部ショウがつんくじゃないならつんくの仕事奪ってるように感じて叩く奴はいると思う
ただ実績作ったからそういう奴も減っていると思う
本当に新人ならこのやり方で正解
-
- 971
- 2015/09/14(月) 02:37:24
-
減ってるも何も星部ショウが現れてから星部を叩いてる奴を見たことがないんだが
-
- 972
- 2015/09/14(月) 04:10:19
-
つんくが関わってるかもしれんしね
叩くとブーメランてねw
-
- 973
- 2015/09/14(月) 04:20:42
-
だから星部はアキラスターだってば
-
- 974
- 2015/09/15(火) 01:12:26
-
「CHOICE&CHANCE」の曲構造がつんくそっくりなんだよ
一番と二番をただ繰り返すのではなく二番は一番の半分で切ってしまうのはつんく流
ブレイクの入れ方や「だ・か・ら」と一音ずつ切るところやフェイクの入る場所など
似てないところを探す方が難しい
-
- 975
- 2015/09/16(水) 07:45:20
-
「臥薪嘗胆」も落ちサビの「クッ、ラーい、シぃスー、わ、チャーん、スだわー」
という派手なドラムのフィルインみたいなリズムをそのまま音にした感じとか
その後の「ダ、だ、だ、ダ、だ、だ、ダーン」という三拍子かつタメ入りまくりの
リズムを持ったメロディなんていうのは相当ファンクなどのリズムものを聴いてて
体に染み込んでる人でないと出てこないメロディやリズムのような気がする
作詞のgridoorという人も調べてもこの曲しか出てこない
gridは網目とか格子とか地図の碁盤線のことでdoorは扉
なんとなく自分で家建てたまことのペンネームに思えてきて
ドアにも色んな種類があってぇ~みたいな薀蓄由来だったら
腑に落ちる感じもしなくもなくなくないw
つんくとまことのラインというのはシャ乱Q組の中では一番強固で
奥さん同士も家族ぐるみの関係
そのまことが生タマゴショーでメジャーデビュー決定とこぶしの
新曲タイトル発表というサプライズをやってみせた
念念とラーメンは知ってたけどドスコイはメンバーも初めてその場で
知って、目論見どおり会場含めてメンバーも爆笑
最近他の発表形態がまったく面白くなくなってたのにこのこぶしの
サプライズだけは従来通りのハロプロを感じた
まあついこんな事を考えてしまうくらい今回の星部ショウ問題wというのは
まんまとハロヲタの心を掴んだわけですよ
だからすでにこの仕掛けは成功です
話題作りとしたら今のところ完璧だし、こういう仕掛けの面白さがハロプロの
伝統でもあったから正直こうやって推理してるだけで楽しいです
本当に新人だったらそっちの方が大歓迎ということはすでに書いたが、
それはハロプロが長く続いて欲しいという視点
それとはまったく違う視点で、単に面白いものを期待するということで言うと
種明かしが今から楽しみで、それが新人だったら最初から隠す必要ないように
思うし、あまり面白さには繋がらないんではないか、と
そんな感じで書いてますんで、熱狂的つんくファンが他の作家は認めない、
という意識で書いてるなんていう勘違いはしないで読んでほしいですw
実際自分はサヴァサヴァの人は専属にしてしっかり囲っとけと思ってるし
恋泥棒の人やごめんねシリーズの人も所属タレントにしてしまえ、と
本気で思ってたりします
-
- 976
- 2015/09/16(水) 19:09:34
-
語るねーw
うんちく長げーよ
-
- 977
- 2015/09/16(水) 19:10:17
-
つんくの曲はリズムがうるさくてメロディーが入ってこないよ
-
- 978
- 2015/09/16(水) 19:16:01
-
アケカスの戯言は知識が浅くて内容が入ってこないよ
-
- 979
- 2015/09/17(木) 15:51:14
-
一つ疑問があるんだけどつんく♂が星部ショウを名乗りハロのユニットで使う
必要性が解らないだけどセールス的にもつんく♂のクレジットの方が良いし
メンバーのモチベーションも高くなるもし使うなら過去のつんく♂的楽曲でないものか
ハロ以外に楽曲を提供するなら解るが現時点では意味不明しかない
このスレを読み返せば解るがつんく♂に期待している層もいるわけでアンチの批判も
裏を返せば皆良い楽曲を作ってほしだけでただ混乱させるようなことはしないと思う
-
- 980
- 2015/09/17(木) 15:56:02
-
必要性なんか最初からないよ
そもそもつんく♂が星部ショウなんていうそんな事実はない
-
- 981
- 2015/09/17(木) 17:04:41
-
>>979
必要性としてはつんく♂本人が生まれ変わりたいと言ってること
加えてつんく♂本人の超HAPPY SONGの時のような遊び心
それと、後で種明かしをすることによって手術した後なのに
別名義でも曲を書いてたなんてつんく♂すげーとなれば営業サイド
としても宣伝にはなる
メンバーにはもう伝えてあると考えるとモチベーションも問題もない
実際、かりんちゃんさんが自分の考えでブログに書く必要があったのか
自分は疑問で「会った事ある人だよ」としか教えてもらえなかったのだ
としたら秘密事項ぽいからブログに書くわけないと思っている
書いたら誰なんだろう、と話題になってしまうのは確実で、本当に隠して
おきたいのならかりんちゃんさんにそんな事を仄めかすのもおかしいし
ブログのマネージャーによる検閲にも引っかかるはず
それと本を読んだ人ならわかると思うけど去年の2月からの
つんくは壮絶な闘病をしていた
それなのに病院のベッドの上でも曲を作り続け、結果、モーニング娘。、
Berryz、℃-ute、スマイレージ、J=J、すべてのシングル発売に穴を
あけることなく新曲を発売し、モーニングにはアルバムも作り、
研修生用の曲も沢山書き下ろして、更にはBerryz活動停止に花向ける
Love Togetherとあななし完熟ver.も作っている
スマイレージには初武道館発表のサプライズ演出もやっているし
モーニングの12期メンバーオーデにも多少は関わってたことは
新メンバー全員に手紙を書いて渡していたことで判明している
道重卒業までのプランをずっと考えていたことは本に詳しく書いてある
ポッシボーのアルバムにもプロデュースクレジットがあるし、TNX関連も
リズム天国の曲作りなど色々やってたことはつんくブログでも明らか
あの壮絶な闘病の最中でもこれだけの驚異的な仕事をこなしていたとは
本当にびっくりなんだが、今年になってからは放射線治療や抗がん剤も
やってないし手術で減った体重を元に戻すくらいの大変さで、
激しい痛みや呼吸が困難になるなんていう病気の症状はない
むしろキックボクシングをTOKIOと一緒にやったり体力はどんどん元に
戻してきていて、その中であの仕事中毒のつんくがモーニングの
シングル二曲、あとはChu-Zと子守唄しか作曲してないというのは考えづらい
野口五郎と清水良太郎は何年も前から準備してたらしいから今年の
作曲は実質4曲しかないことになる(作詞だけなら他に4曲あるが)
つんくの場合プロデュースしなくていいとなったら歌詞や曲だけなら一日で
出来てしまう(調子の良い日ならもっとできるだろう)
もちろん今年になって仕事を減らそうと考えてはいるだろうが
つんくは普通の人間ではない
減らしても去年あの状態であれだけ作ってた人間にしては少なすぎる
星部ショウ作品がつんくだとしたらそのあたりの辻褄が合う
まあ、事実はわからんけどね
-
- 982
- 2015/09/17(木) 18:28:24
-
一般企業の常識から言ったら
大病したばかりの人間がまたいっぱい曲を
書いてるとなるとブラック企業みたく
思われるとかそういう心配事もあったかも
だから休ませようとしたがつんくは
じゃあ別名義で書かせろと言ったとか
あとJuiceのアルバムはコンペみたいだけど
つんくが星部名義で勝手に何曲も
応募して採用されてしまったとかねw
-
- 983
- 2015/09/18(金) 17:08:29
-
もう他のスレ等でご存知の方もいると思いますがつんく♂とモーニングが本格的に世界進出を創めたぞ
http://www.oricon.co.jp/news/2059295/full/
モーニング娘。'15、全編英語詞曲に挑戦「ワクワク」2015-09-17 12:41
モーニング娘。'15のリーダー・譜久村聖、小田さくら、野中美希が17日、都内で行われた
NHKワールドTV『J-MELO』(毎週日曜 深0:10)10周年突入取材会に出席した。
同番組で準レギュラーを務めるモーニング娘。は10月からはオープニングテーマ「One and Only」を担当。
同曲は音楽プロデューサー・つんく♂作詞作曲でグループとしては初めての全編英語詞に挑戦する。
(中略)
会見ではつんく♂のメッセージも読み上げられ「本人たちも英語で歌うことに最初は戸惑っていましたが、
レコーディングまでに各々練習を積み、かなりいい感じに仕上がったと思っています」と自信。
「大きな宇宙船が無限に広がる宇宙を大航海するイメージ」と解説し
「皆さまにとっての『One and Only』(唯一無二)の存在になれるようにこれからも
モーニング娘。は頑張ります!」とコメントを寄せた。
(以下省略)
去年NY'14/10/05BestBuyTheaterでの単独公演が好評だったので数年後にはと思っていたがこれほど早いとは
まだまだ最初の小さな第一歩だけどつんく♂・ハロプロにとては大きな一歩だよねww
-
- 985
- 2015/09/20(日) 20:40:04
-
つんく♂がハロプロ総合Pを降りてから
新ユニット濫発し過ぎとか言ってる人が多いけど
そもそも
J=J結成の時点で
これから1~2年で研修生から新ユニットをいくつか作る
(J=Jはその第一弾に過ぎない)という構想を
つんく♂本人がしてるんだよな
https://youtu.be/G-5K91A1Cr4
-
- 986
- 2015/09/21(月) 15:05:00
-
>>985
そうだよね
しかも去年の実力診断テストでは詳細な評をブログに書いてた
闘病中なのに研修生に対してあの熱意だから少なくとも今年の
新グループの構想には関わっているはず
特にこぶしは自分の会社の子飼いの二人が入ってるんで名義は
ともかく実質的なPの立場にいると思う
-
- 987
- 2015/09/23(水) 01:26:10
-
よくあるつんく♂に関する誤解③ ~完結編~
・歌謡曲は古いのか
丁度今、つんく♂がツイッターで歌謡曲の定義について疑問を
投げかけている。これは、
朝井リョウさんとヒャダインさんが楽しく語り合う
つんく♂さん楽曲の魅力
http://zakisan3.hatenablog.com/entry/asai-hyadain
この記事をつんく♂に教えた人がいて、さらに記事を読んだ別の人が
ヒャダイン氏が語っていた「歌謡曲で培った美しいメロディー」とか
朝井氏の語っていた「昔ながらの歌謡曲的な要素」といった言葉から
「歌謡曲だからって否定するのは、大人の態度じゃないよなあ(自戒)」
という呟きを発したものにつんく♂が、
「てか、‘歌謡曲’という言葉の概念てなんとするのだろうか」と疑問を
提示したという流れである。
上記の記事はラジオでの会話の書き下ろしらしく、二人ともつんく♂の
理解者、信奉者としては最上級の人達の対談なので掛け値なしに面白く、
ぜひ一読をお勧めしたい。
しかしこのツイッターも含めた問答で出てくるような、歌謡曲を否定
しない人達の会話では掴めない不可解な現実というものがある。
-
- 988
- 2015/09/23(水) 01:32:35
-
ハロプロの進化を感じる新ユニット
“こぶしファクトリー”の革新性とは
http://crea.bunshun.jp/articles/-/8568
この記事はこぶしの記号スレで紹介されていたのだが、まずは
教えてくれた方に感謝を申し上げたい。さて、この記事の2ページ目で
ハロプロっぽさ=古い、という自分にとっては驚愕の台詞が出てくる。
この発言をしたのは伊藤涼という知らない人だが「青春アミーゴ」の
プロデュースをした、とプロフィールにあるので否定的文脈ではない
のであろう。「青春アミーゴ」は明らかに昔の歌謡曲を模していた。
しかし自分はハロプロを「古い」と感じたことは今の今まで一度も
ないのである。そこに違和感を覚えるし、この対談の概要というのは、
こぶしの曲が「進化している」「時代に合わせたアップデイト」と
賞賛するものなので、更に何を言っているのかわからない。
つまり自分としては今までのハロプロは常に進化してきたし、時代に
合わせたアップデイトを繰り返してきている、それは一番最初の
モーニングコーヒーからそうなのだ、と思っているからなのであるが、
この伊藤涼という人と、もう一人の本ばかり出しててどんな音楽を
やってるのかさっぱりわからない胡散臭さ全開の山口哲一という人との
会話内容はこぶしを褒めてくれているにも関わらずちんぷんかんぷん
である。この不可解さを突き詰めて考えてみると、どうやら冒頭の
「歌謡曲」とは何ぞや?というつんく自身の問いかけに繋がってくると
思えてきた。歌謡曲=古い、と思っている人がいるという現実は、
つまりは歌謡曲とは前時代のもので今はJ-POPなのだ、とでも思っている
人が多いということなのだろうか。もっとも、実は自分もこの二つには
断絶があると考える立場なのではあるが。
しかし歌謡曲が古いと思ったことは一度も無く、むしろ世界に向けて
開かれている冒険心のある音楽と思っていて、逆にJ-POPは鎖国的で
自己完結的というイメージを持っている。
したがって歌謡曲的要素がないものは古いとは思わぬとも、
面白くない、カッコよくない、と感じてしまう。
-
- 989
- 2015/09/23(水) 01:35:15
-
この認識の差がどこからもたらされるのかを考えてみるためには、
J-POPという用語の成立過程の歴史的背景を説明する必要があるだろう。
それは歌謡界の衰退を背景にして出てきた言葉がJ-POPであるという
視点である。自分も数年前までは単に歌謡曲をJRだとかJリーグのように
なんでも頭にJ付けるとカッコいいんじゃないかブームに乗っただけの
言い換えに過ぎないと考えていた。実際、その側面もないわけではない。
しかしなぜ改名が必要だったのかを考察してみると、その前に歌謡番組が
絶滅していたり、レコード大賞や紅白の視聴率が激減したりといった
歴史的事実を無視するわけにはいかない。その理由についてはまた別の
論点となるので今回は無視するが、ともかく日本の歌謡界は一度滅びたと
いう視点でJ-POPというものを考えてみる。歌謡界、そして歌謡界において
歌われていた曲を歌謡曲とするならば、歌謡界が滅びたあとのJ-POPには
名前だけではない本質的な差異があるはずである。簡単に思い当たるのは
マイナー調の曲が激減したという事実であろう。日本人は短調を
好むとされていて、昭和歌謡のヒット曲には短調の曲が多かった。
ここには短調ベースでサビでメジャー展開して開放感を出す、という
パターンも含めれば相当な数になるはずである。しかし平成以降の曲では
急に少なくなる。サザンやユーミンや小田和正のような歌謡界から
地続きに活動していた人達はマイナー調の歌謡曲テイスト濃厚な曲を
大ヒットさせていたが、J-POPに名称が変わってからの新規参入組は
ほとんどがメジャーキー、長調を主体に曲作りをしている。
それはまさに昭和や歌謡曲といったものを「古い」とする価値観が
成せる業であるが、しかし平成の御世となり、西暦でも90年代という
新たなディケイドに突入したのだから、そのような「新しく」という
意識は当然とも言える。
-
- 990
- 2015/09/23(水) 01:36:58
-
つまりこの新しさを求める機運というのは正当なもので、しかも
直前に歌謡界が壊滅状態にあったのだからこの変化を批判するものでは
ない。しかし何でもそうだが、ドラスティックな変化というものには
無理や負荷が掛かる。そこを補うものとして古きに学ぶ、という姿勢が
出てくるようになるとバランスもよくなるというものだが、
丁度この時期はCDバブルと呼ばれ歌謡界亡きあと生まれたJ-POP市場は
空前の好景気に沸いていた。したがってJ-POP時代に入ってから古きに
学ぶ姿勢をメジャーシーンの最先端で行っていたのがシャ乱Qただひとつ
のように見えたことが日本の音楽にとっては悲劇であったと言える。
90年代の音楽シーンというものは昭和歌謡のアンチテーゼで成り立っていた
事はすでに述べたように当然の帰結かもしれない。しかしアンチテーゼとして
新たに提出できたものがただの「長調」であったり外国のムーヴメントを
そのまま移植したような動きであったとしたらそれは脆弱化するのもまた
当然であろう。
前者の「長調」については俗に言う「文部省唱歌的メロディ」が増える
という結果になった。明治時代の文明開化という古きから学んだというよりは、
結局長調で曲を作ろうとしたら文部省唱歌になってしまった、という音楽的な
ボキャブラリーの少なさが原因と思われる。外国ムーヴメントの輸入に
関してはヒップホップから渋谷系(レアグルーヴ)、グリーンデイ以降の
ファンパンク、リズム&ブルースではない外国でもその黒さの少なさが
指摘されたR&Bという新ジャンル及びディーヴァと呼ばれた歌唱スタイル
に至るまで、無論日本語との格闘などの努力はあったにせよ、結果的に
音楽として見れば今の2010年代に聴いてチープな感じしか残らないものや
ただの猿真似としか感じられないものが圧倒的に多い。これは歌謡曲否定
に走るあまり、日本と外国の融合という歌謡曲が持っていた和洋折衷感覚
よりもコピーを重視してしまった結果であると考えられる。
-
- 991
- 2015/09/23(水) 01:38:38
-
そんな中で今聴いても独自性があり長調を上手く使いこなしていたのは
小室哲哉であろう。しかしこの人の影響力は大き過ぎて、しかも昭和の
歌謡界からも地続きであったため、多くのミュージシャンが影響を受け
過ぎてしまった。その結果、いまだに小室メロディや小室節というものは
鉄板として扱われていて似た曲を探すととんでもない数に及ぶはずである。
他にもワールドミュージック的視点で頑張っていた人達や、はっぴいえんど
の影響をモロに受けた人達など、もちろん音楽業界の好景気を背景に
様々な音楽が溢れてはいたが、もし総括という無謀な事が許されるならば、
J-POPと名称変更されてからの音楽界は歌謡曲と呼ばれていた時の音楽界と
比べれば実りは少ないように思える。当然時代が進めば進んだ分だけ
出尽くしたアイデアやメロディに悩まされる不利もある。しかしハロプロ
という実りの大きさを知っている今となってはそれは言い訳に過ぎない
ようにも思えてくる。そしてハロプロの豊穣さとはJ-POPに付きまとっていた
いささか過剰すぎた昭和否定と外国猿真似とは無縁だったが故に他ならない。
そしてそれは「歌謡曲」をやっているから、という推論に帰結するだろう。
歌謡曲の持っていたスリル、それはJ-POPからは失われていたものだ。この、
J-POP時代において洋楽の存在感が一気に薄くなっていたことも原因のひとつ
だろう。洋楽に興味を持たない、それはJ-POPで満足できるようになった、と
いう文化的成熟ではある。しかしその成熟とは具体的には音質面であったり、
CDというデジタルメディアの画一性であったり、もっぱらテクノロジーに
因るものである。音がショボく聴こえないのであれば歌詞のわかる日本語が
いい、といった理由である。もうひとつは永遠の目標であったはずの洋楽も
袋小路にはまって新しいものが生み出せなくなっていた事だ。
アメリカで言えばマライアキャリーやホイットニーヒューストンなどの
1930~1940年代に戻ってしまったのかと思わせるバラードシンガー達が
メジャーの王道であり、ガースブルックスをはじめとするカントリーシンガー
の特大ヒットがノスタルジーに拍車をかける。ロックはグランジという音楽的
にはただのハードロックだったりハードコアパンクだったりするものが歌詞の
内省的、退廃的ムードがウケて主流になった。ヒップホップはますます勢いを
増してヒットチャートはラップばかりになったが、白人ですら聞き取れないと
文句を言うほど黒人との嗜好の乖離は広がってしまい、ロス暴動が象徴的な
人種対立として記憶される。その二つを混ぜたミクスチャーロックが最後の
「新しい」音楽だったかもしれない。ダンスミュージックは新しいビートを
生み出すまでには至らず、機械の進歩で音色の目新しさに依存する。音響系も
昔からあったアンビエントや実験音楽の後継に過ぎないだろう。
目標とすべき洋楽だって趣味の細分化とただのノスタルジアが進行し、
それが現在も続いているというのだから、日本の音楽が鎖国的に
なってしまったのも無理はないのかもしれない。
-
- 992
- 2015/09/23(水) 01:40:20
-
そんな大雑把ではあるが、洋楽の90年代以降の歴史を振り返ってみて
ハロプロと同じ匂いを感じたものが二つある。音楽的に似ているわけでは
全くないのだが、トーキングヘッズやベック辺りがメジャーに持ち込んで
きたブラジル音楽とシャギー~ショーンポール~リアーナと続いた
カリブ海音楽である。新鮮さ、という点とはっちゃけた無鉄砲さの
ようなものに似た感触を覚えたのだが、よくよく考えてみれば
ブラジルもカリブ海も日本と立場的には同じで、要するに辺境の国が
アメリカというポップス大国の影響を受けて土着のものとバランスを
取りながら混ぜ合わせて作る、という共通点があるわけである。
これがまさに「歌謡曲」なのであり、歌謡曲をJ-POPの時代になっても
やっているハロプロが面白いのと同じ成立過程を持っているからだ。
ブラジルならボサノヴァ~トロピカリズモ、ジャマイカならば
スカ~ロックステディ~レゲエ~ダブ~ダンスホールと続く系譜。
これらは成立過程から言って日本の歌謡曲と同じである。
実は構造としてはイギリスの音楽だって同じだし、フランスならば
シャンソンを土台としてアメリカ音楽を取り込んでイェイェという
フレンチポップスが出来たり、イタリアもカンツォーネを土台として
イタリアンポップスが成立しているのは間違いない。
これらは決して鎖国的ではなく、積極的にポップス先進国(アメリカ)
の音楽を吸収しながらも土着の音楽や感覚との融合を目指す志という点で
日本で言えば「歌謡曲」とまったく同じなのである。
-
- 993
- 2015/09/23(水) 01:41:12
-
徒然に書いてしまい長くなったが、結論として「歌謡曲」とは日本において
ハロプロくらいしかその本質を自覚的に受け継いでいるところがない。
しかしそれは「古い」とか「時代遅れ」だとか「ダサい」という
揶揄の言葉とは無縁の存在である。良い音楽を生み出すための必須の
手続きを怠らないのが歌謡曲をはじめ、世界に点在する真のミクスチャー
音楽なのだ。真のミクスチャー音楽は世界に通用する。このことは
世界各国の歌謡曲的なものが国境を越えて支持者を得ていることで
証明されているのである。しかもここが重要なのだが、無国籍を装える
ジャズやテクノなどとは違って強烈に国籍を意識させてしまうのが
この種の音楽形態であり、それはレゲエと聞けば誰もがジャマイカという
国を思い出すことでもわかるだろう。ハロプロもまさに日本を背負ったまま
世界に進出して世界各国の国籍も人種も違う人達を踊らせているのだ。
そして今やハロプロしか日本でこの種の音楽がないのだとしたら、歌謡曲を
J-POPと言い換えるのではなく、いっそのことハロプロと呼んではどうか、
という極論まで夢想してこのシリーズの締めとしたい。(完)
-
- 994
- 2015/09/24(木) 08:30:40
-
つんく♂著『「だから、生きる。」』は必読の一冊!
誰もが感銘を受ける5つのロックとは?
http://news.ameba.jp/20150920-410/
相沢さんつんくに読んでもらえてよかったねー
つんくの「ロック」の概念は確かに幅広すぎて今後の研究対象かもしれないw
-
- 995
- 2015/09/25(金) 23:47:30
-
NHK『SONGS』につんく♂。長瀬智也(TOKIO)、クミコ、クリス・ハートも出演
http://www.barks.jp/news/?id=1000120033
-
- 996
- 2015/09/26(土) 00:55:57
-
ほうー
-
- 997
- 2015/09/26(土) 00:56:05
-
おおー!
-
- 998
- 2015/09/26(土) 00:56:20
-
楽しみ!
-
- 999
- 2015/09/26(土) 00:56:29
-
録画だー
このページを共有する
おすすめワード