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  • 2016/10/19(水) 08:21:37.13
◆高校野球秋季東北大会 第4日 ▽準決勝 仙台育英3―1聖光学院(18日、荘銀・日新)

仙台育英(宮城1位)が準決勝で聖光学院(福島1位)を3―1で下し、決勝進出を果たすとともに来春のセンバツ出場をほぼ確実にした。
5回に主将の西巻賢二遊撃手(2年)が同点の適時二塁打を放ち、先発エースの長谷川拓帆投手(2年)は9回を7安打1失点で完投と投打がかみ合った。
出場が決まれば、平沢大河遊撃手(現ロッテ)や佐藤世那投手(現オリックス)を擁した2015年以来、2年ぶり12度目の出場。
盛岡大付(岩手1位)は酒田南(山形2位)に5―4で競り勝ち、センバツ出場が有力となった。

校歌を歌い終わると、仙台育英ナインは満面の笑みで大歓声に沸く一塁側スタンドに向かって走り出した。
2年ぶりのセンバツ出場をほぼ手中に収め、西巻主将は「甲子園に行けるのはうれしい」と素直に喜んだ。
だが、すぐに表情を変え、「もう一度、気を引き締めて決勝に向かう」と盛岡大付との頂上対決へ気合を入れ直した。

投打の柱が勝利に導いた。0―1で迎えた5回1死一、二塁。
1番・西巻が「ここで打ちたかった」と左手一本で食らいつくと、打球は左翼手の頭を越え、同点の適時二塁打となった。
3打数2安打1打点の活躍で、流れを引き寄せた。

投げては左腕の長谷川が「回を増すごとに体の動きがよくなった」と、8回2死に自己最速を1キロ更新する141キロを計測。
7安打を浴びながら要所を締め、1失点に抑えた。八戸学院光星との準々決勝(6〇0)に続く完投勝ちに、佐々木順一朗監督(56)も「エースの自覚が出てきた」と評価した。

チーム全員で戦ってきた。無料通話アプリ「LINE」を活用し、各学年でグループを作成。試合前にはベンチ外の選手たちも「今日も勝とうぜ!」とメッセージを送り合った。
部室のホワイトボードには激励の言葉がぎっしり。主力、控え組の隔たりを作らず、チームの士気を高めてきた。

2015年夏の甲子園で準優勝。当時はプロ入りを果たした平沢や佐藤世が活躍したが、今回は彼らのようなスター選手が不在。
しかし、今秋の宮城県大会中部地区予選の東北戦ではベンチ入りメンバー20人全員が出場し、5―3で勝利。総力戦で乗り切った。

ただ仲がいいだけでなく、みんなのためにできることをやるという姿勢が、強さを生み出す。
長谷川も「みんながいるからこそピンチで粘れる」と、走者を背負っても仲間のために強く左腕を振れるのだ。

1年夏にチームで唯一、甲子園準Vを経験した西巻は「まずは東北大会での優勝が目標。
応援しているメンバーと一緒に戦う」と言い切った。頂点に立ち、2年ぶりの神宮大会への切符もつかむ。

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20161018-00000156-sph-base
スポーツ報知 10月19日(水)8時16分配信

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