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  • 2014/04/04(金) 13:47:45
イメージはニコニコ静画
柳田史太様のこれ


ニコニコに途中まで投稿してたのですが
反応が薄かったのでこちらに移ります
 イイ!(・∀・)+0-0(・A・)イクナイ!
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  • 2014/04/26(土) 14:24:27
「電話?」
延太が訊くと、出木杉はすぐに笑顔になってこう言った。
「うん、独自の光ファイバー回線を引いてるんだ。でも今のは単なる間違い電話だよ」
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  • 2014/04/26(土) 14:24:50

「へえー、凄いのね。出木杉さんってスポーツ万能だし苦手な事なんてないみたい」
静華が問うと、出木杉は一瞬顔に影を落としたがすぐに微笑んだ。
「完璧な人間なんていないよ、僕も不得意な分野くらい持ってるよ」
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  • 2014/04/26(土) 14:25:19
「じゃあテスト勉強しよっか、野比くん、静華くん。わからないとこはなんでも聞いてよ」
爽やかかつにこやか、清々しい笑顔で向き直る出木杉。
――ああ、やっぱりこいつには敵う気がしない。
延太はそんなことを心の中でつぶやき、床に置かれている机の上にノートを並べた。
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  • 2014/04/26(土) 14:25:38
勉強会が終わり、延太が自宅に帰ってくると延太の部屋では相変わらずドラえが『宇宙完全大百科』を閲覧していた。
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  • 2014/04/26(土) 14:25:56
「ああお帰り延太くん、出木杉くんの家に行ってたんだって?」
「……また盗撮してたのか?」
ドラえの言葉に延太は渋い顔をして鞄を机に置く。
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  • 2014/04/26(土) 14:26:16
「そうだよ、勉強するのなら良いもん貸してやるよ」
ドラえは悪びれる様子も無くいつものようにスカートをたくし上げてごそごそとショーツをまさぐる。
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  • 2014/04/26(土) 14:26:39
「はい! パファファファーン! 『コンピューターペンシル』ぅー!」
見た所何の変哲もないシャープペンシルを出すドラえ。
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  • 2014/04/26(土) 14:26:56
「そりゃ何だ?」
「これで適当に問題集の問題を解いてみな」
ドラえが延太に『コンピューターペンシル』を渡す。
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  • 2014/04/26(土) 14:27:18
延太が机に座って数学の青チャートを適当に開き解こうとすると、指に電極が繋がっているかのように動き始める。
「え、何これ怖い」
延太が自動筆記する自分の手に恐れる。
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  • 2014/04/26(土) 14:27:39
しばらくすると、国立大入試レベルの難問の解法がものの1分で紙上に現れた。
「こりゃ凄いな、これ本当に借りてもいいのか?」
延太が感心する。
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  • 2014/04/26(土) 14:27:58
「いいけど、テストで使っちゃだめだよ? カンニングだからね」
ドラえが延太を指差し注意する。
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  • 2014/04/26(土) 14:28:24
「……馬鹿言うな、模範解答を参考に勉強するんだよ」
「ふうん、じゃあこれも使うといいよ」
ドラえは再びショーツをまさぐる。
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  • 2014/04/26(土) 14:28:43
「パファファファーン! 『良いとこ選択しバンド』ぉー!」
腕時計のようなものを取り出すドラえ。
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  • 2014/04/26(土) 14:28:59
「それは?」
「腕に付けて数値を変化させることでルックス、パワー、インテリジェントを操作することができる機械だよ。ただし合計値は変わらないよ」
「……あいかわらず原理がわからないな」
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  • 2014/04/26(土) 14:29:26
「じゃあ使い方を説明するよ、合計値は300、ルックス、パワー、インテリジェントは初期値は全て100だよ」
ドラえが笑顔のまま淡々と説明する。
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  • 2014/04/26(土) 14:29:51
「勉強するときはとりあえずインテリジェントを200にするといいよ、その代わりルックスとパワーが50に落ちる」
『良いとこ選択しバンド』の数値を操作するドラえ。
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  • 2014/04/26(土) 14:30:12
「今より格好悪くなったら困るな……」
「じゃあパワーを落とせばルックスが戻る、はい、勉強するときはそれで良いでしょ」
延太に数値を調整した『良いとこ選択しバンド』を渡すドラえ。
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  • 2014/04/26(土) 14:30:34
延太がバンドを腕に巻くと、体がだるくなる。
「なんか体が重いんだけど」
「筋力が必要最小限に落ちてるからね、でもIQは150くらいになってるはずだよ」
ドラえにそう言われ、机に向かう延太。
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  • 2014/04/26(土) 14:30:56
「あっ! どんな問題もすらすら解けるぞ!」
チャート式数学をあっという間に解いていく延太。
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  • 2014/04/26(土) 14:31:15
「どう? 凄いでしょ?」
「……でもこれで覚えた解法っていざテストで役立つのか?」
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  • 2014/04/26(土) 14:31:33
「おお! そこに気付くとはインテリジェント値が上がっているだけのことはあるね! これは『解ける楽しみ』を知ってもらうための知育玩具なんだよ」
ドラえがにひひと笑う。
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  • 2014/04/26(土) 14:31:56
「なるほどね、それなら意味もない事もないかもな。でも数学とか物理とかには対処できるけど歴史とか英語とかの暗記科目には対応できないことないか?」
延太がドラえに振り向く。
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  • 2014/04/26(土) 14:32:23
「じゃあこれでも使う? パファファファーン! 『ミニ・ブラックホール』ぅー! と『暗記パン』んー!」
電子ジャーと食パンを取り出すドラえ。
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  • 2014/04/26(土) 14:32:42
「それは何?」
「ミニ・ブラックホールは少し食べると猛烈にお腹が空く道具、暗記パンはこれで資料集を写し取って食べると何でも覚えられちゃう道具だよ」
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  • 2014/04/26(土) 14:33:06
「……未来の学業制度ってどうなってるんだよ」
延太がそこまで言うと、いきなり机の引き出しが開いて金髪前髪ぱっつん姫カットの女の子が飛び出してきた。
「ぐふっ」
腹をしたたか打ち付ける延太。
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  • 2014/04/26(土) 14:33:22
「お姉様! 遊びにきましたわよ!」
金髪少女が延太を尻目に青髪少女に話しかける。

「ど、ドラみ! なにしに来たの?」
ドラえは汗を飛ばして焦る。
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  • 2014/04/26(土) 14:33:43
「瀬和詩さんから聞きましたわよ? タイムパトロールの仕事で21世紀の駄目少年を監視しておりますって」
「いてて……ドラえ、この娘は誰?」
痛みから回復した延太が尋ねる。

「あらこれは申し遅れましたわ、わたくし22世紀の大学院で時空物理学を専攻している万能アンドロイドのドラみと言うものです。いつも姉がお世話になっております」
「まて、さっき駄目少年とか言ってなかったか? それにロボットに姉とか妹とかあるの?」

「あらあら、いやですわ、駄目少年ってのは言葉の綾ですよ。わたくしはドラえお姉さまとオイルを分けた実の姉妹なんですの」
ドラみは口に手を当てて上品に笑う。
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  • 2014/04/26(土) 14:34:01
「えーとね、ドラみは工場でボクを造った博士が設計した次世代型万能ロボットのプロトタイプなんだ。ボクは量産型子守ロボットなんだけどドラみは一機しかいないんだよ」
ドラえが頭を掻きながら言う。

「わたくしはロボットの知能が人を超えたオーバーシンギュラリティモデルとして設計されましたの、色々と責任重大なんですわよ」
「そりゃ凄いな」
延太が生返事をする。
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  • 2014/04/26(土) 14:34:28
プルルルルル
延太のスマートフォン携帯電話が鳴る。
取ると、静華ちゃんが出た。

「もしもし? 静華ちゃん? どうしたの?」
『延太さん! 出木杉さん、悪戯電話に苦しんでるらしいの! ドラえちゃんの力を貸してあげて!』
電話口の向こうの静華の声は切迫している。
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  • 2014/04/26(土) 14:34:50
「どういうこと?」
『誰かが出木杉さんのパソコンをハッキングしていてデータがめちゃくちゃに荒らされて毎晩毎晩眠れないほどに電話が架かってくるらしいの!』

「どうしたんですか?」
ドラみはきょとんとした顔で延太の顔を見る。

「級友が悪戯電話に苦しんでるらしいんだ、静華ちゃんに懇願されたよ」
「なに? 悪戯電話だって? 許せないな!」
ドラえが握り拳をつくる。
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  • 2014/04/26(土) 14:35:18
すぐさま、どこでもドアで出木杉の家に向かう三人。
靴を履いて、インターフォンを鳴らし玄関から出木杉の部屋に上がる。

「悪戯電話に苦しんでるんだって?」
「うんそうだよ、パソコンをハッキングされちゃったみたいでさ」
汗をかく出木杉。
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  • 2014/04/26(土) 14:35:38
「ところでそちらの女の子は誰? やけに珍しい服装してるけど」
ドラみを指差す出木杉。

「ああ、ドラみちゃんって言うんだ。ドラえの妹なんだけど……あ、ドラえのことを出木杉くんは知らなかったか」
延太がそこまで言うと、ドラみは目を見開く。
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  • 2014/04/26(土) 14:35:58
「あっ! ひょっとして出木杉英歳博士ですか!? 歴史上の偉人にお会いするのなんて初めてですわ!」
ドラみは大声を上げる。

「歴史上の偉人? どういう事?」
出木杉の頭に疑問符が浮かぶ。

「初めまして出木杉博士、22世紀の大学院ではあなたの遺した理論や研究が日々お役に立っております」
笑顔で出木杉と握手するドラみ。
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  • 2014/04/26(土) 14:36:32
「二十……二世紀?」
「えーとね、出木杉くん。ここにいるドラえとドラみちゃんは未来からタイムマシンに乗ってやってきたアンドロイドなんだよ」
出木杉の驚愕した顔に延太が答える。

「そ……そんな! そんなことって……!」
「証拠を見せて差し上げますわ、パファファファーン! 『タイムテレビ』ぃー!」
花柄のショーツから20インチモニターを出すドラみ。
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  • 2014/04/26(土) 14:37:05
「そんなものが何で下着に!?」
驚く出木杉の目の前でドラみはタイムテレビを起動させて22世紀の東京の風景を見せた。

「これが22世紀の東京ですわ」
「凄い……! ねえねえこれは何?」
「これはカーボンファイバーで造った超高層ビルですわ、地震にも強いんですわよ」

「これは? なんで水が壁みたいになってるの?」
「これは『水除けロープ』という技術で東京湾を干拓してるんですわ、土砂を必要としないんですわよ」
22世紀の街の風景に目を輝かせる出木杉。
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  • 2014/04/26(土) 14:37:41
プルルルルル
すると、出木杉の部屋に備え付けられている電話から呼び出し音がかかってきた

カチャリ
「はい、出木杉です」
『出木杉、お前なんか死んじまえ』
ボイスチェンジャーで声を変えた人間の音声がハンズフリーモードに切り替えた電話機から鳴る。

カチャ プープープー
「こんなのが毎晩なんだよ、最近睡眠不足でまいったよ」
顔を曇らせる出木杉。
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  • 2014/04/26(土) 14:38:18
「ハッキングされてるんですわね、出木杉博士を困らせる訳にはいきませんわ。私にお任せください」
ドラみはパソコンに向き合い、超速でキーボードを叩く。

「何してるの?」
延太が尋ねる。

「ハッキング元を割り出しているんですわ、ふむふむ、プロキシをいくつも経由して他者パソコンを踏み台にしてるようですわね」
目の前のモニター画面ではウィンドウがどんどん開き、コードが打ち込まれていく。
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  • 2014/04/26(土) 14:38:46
「発信元を辿れそう?」
出木杉が後ろから覗き込む。
「所詮は21世紀のオールドテクノロジーですわ、今自動解析プログラムを組んでおりますわ」
ドラみが自信満々に答える。

「突き止めましたわ! 相手は同じ町内におりますわ! これを使いましょう!」
笑顔になったドラみがふたたびごそごそと花柄のショーツをまさぐる。

「パファファファーン! 『物体伝送アダプター』ぁー! これを電話口に付けるんですわ!」
犬のカラーのような機械を電話口に取り付けるドラみ。
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  • 2014/04/26(土) 14:39:19
「延太くん、『良いとこ選択しバンド』の準備は済んだ?」
ドラえが延太に言う。

「ああ、良いよ。パワーを200にした、でもちょっと頭がモヤがかかったみたいになってるけど」
パワーを上げ、インテリジェンスレベルを落とした延太が答える。
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  • 2014/04/26(土) 14:39:54
プルルルルルル
再び電話が鳴る。

「間違いありませんわ! 悪戯電話です! 延太さん手を突っ込んで!」
モニターの表示を見ていたドラみが叫ぶ。

電話口に腕の根元まで手を突っ込む延太。
「捕まえた! 逃げるなこら!」
倍になった筋力で犯人を手繰り寄せる延太。
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  • 2014/04/26(土) 14:40:21
電話口から現れたのは、クラスで二番の成績を持つ刈辺くんであった。
「刈辺くん! きみだったのか!?」
驚く出木杉。

「な! なんだ? どうして僕が君の部屋に!?」
刈辺も驚く。
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  • 2014/04/26(土) 14:41:01
「刈辺さん、あなた何をしたかわかってらっしゃるの?」
ドラみが怒りをむき出しにする。

「うう……言いたいなら言えよ! どうせクラスの皆にも先生にも言うつもりなんだろ! 僕はもうおしまいさ!」
やけになる刈辺。

「そんなこと言うなよ、何があったのさ」
穏やかな口調で尋ねる出木杉。
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  • 2014/04/26(土) 14:41:35
「僕がいくら勉強しても君がいる限り僕は一位にはなれないんだ……母さんは僕が一位になれない事に小言ばっかり言うし! もう沢山なんだよ!」
涙を流す刈辺。

「そういうなよ刈辺くん、ここには全教科赤点でも立派に生きてる子だっているんだぞ?」
ドラえが延太を引き合いに出してなぐさめる。

「そっか、君も辛かったんだね。ねえドラみちゃん、なんとかならない?」
刈辺を心配する出木杉。
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  • 2014/04/26(土) 14:42:24
「え? 出木杉さん、この人はあなたを苦しめたのですわよ! 擁護するのですか?」
「彼にも彼の立場ってのがあるんだよ、そんなに追い詰めてたなんて思わなかった」
出木杉の言葉に感動したような顔を見せる。

「お姉さま。じゃあ、あれ出してください。『断ち物願掛け神社』!」
「ああそうか、パファファファーン!『断ち物願掛け神社』ぁー!」
ショーツから神棚を出すドラえ。
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  • 2014/04/26(土) 14:43:52
「さ、この紙に『悪戯電話』って書いて神棚に捧げて、『母親のお小言をやめてください』って願ってみな」
ドラえは刈辺に道具の使い方を説明する。
それは『悪戯電話』も『母親のお小言』も両方一辺に無くなるという事を意味していた。

「これで……いいのか?」
刈辺が言う通りにすると、目の前に薔薇のような花を突き出され匂いをかがされた。

「『わすれろ草』、これで今晩のことは覚えてないですわ」
ドラみはそう言うと、延太に頼んで電話口の向こうに刈辺くんを戻させた。
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  • 2014/04/26(土) 14:44:20
「これで大丈夫ですわ、もう悪戯電話はありませんわ」
ドラみが微笑む。

「ねえドラみくん」
「なんですか?」
出木杉の言葉にドラみが答える。

「また……いつでもいいから未来の話を聞かせて貰っても良い?」
出木杉がそこまで言うと、ドラみはほんのりと頬を染め、満面の笑みでそれに答えた。
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  • 2014/04/26(土) 14:44:39
テスト期間が終わり、延太は出木杉と二人で昼過ぎの河川敷の上で学校の帰路についていた。
「どうだった野比くん?」
「うん、今回はかなり赤点を免れそうだよ。出木杉くんのおかげだよ」

「そんなことないよ、野比くんの頑張りだよ」
「死んだお祖母ちゃんと約束したんだよ、転んでも転んでも起きあがるダルマになるって。出木杉君はなんで僕を誘ったの?」
延太が問いかけると、出木杉は天を仰いだ。

「僕が小学生のころね、初めてテストで満点を取ったんだ。クラス中の皆も先生も僕を誉めてくれたんだ」
過去の思いを告げる出木杉。
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  • 2014/04/26(土) 14:45:05
「僕はそれが嬉しくてさ、一生懸命頑張ったんだ。勉強も、スポーツも、本当に一生懸命頑張ったんだ、そしたらいつの間にか体育ではいつも一位、
テストも全部満点を取るようになってたんだ」
そこまで話したところで出木杉の瞳が潤む。

「でも僕は知らなかったんだ、僕が必死でがむしゃらに頑張ってる間にクラスの皆は冒険とかに出かけたりして誘ってもらえてなかった事を」
出木杉の目に涙の玉がたまる。
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  • 2014/04/26(土) 14:45:28
「……だから地元に残ったの? 出木杉君なら開成でも行けそうなのに」
「そうだよ、僕は一度しかない高校時代に今度こそ思い出をつくりたいんだ」

「……ねえ出木杉君、これからもちょくちょく僕に勉強教えてもらえないかな?」
「うん、いいよ。大歓迎だよ」
休みを控えた夏の太陽は、新たに芽生えた友情を照らしていた。
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  • 2014/04/26(土) 14:46:43
第六話 真夜中の電話魔 終わり

第七話 鏡の中の遊び場 に続きます
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