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  • 2013/09/21(土) 07:36:26
第三セク丸は無計画な航海と船員の放蕩が祟って、氷山に衝突、今や船底に大穴が空いて沈没寸前じゃ。
ところが、船が沈みそうというのに、船員同士が責任のなすり合いを始めて内ゲバ状態。
悪徳船長(メガネ)や強欲副船長(カフェレストラン)に責任をなすり付けようとした小心者の航海長(衣料用品)は、
逆に村八分同然にされて船には居ずらくなった。
そこで、航海長は数少ない救命ボートに飛び乗って、我先にと一人で船を離れた。
さっさと陸に上がった航海長は船のことなど忘れて新たな商売(犬)を家族で始めた。
後は船が沈もうがどうなろうが私ゃ知ったこっちゃありません、ってことじゃ。
残された乗客(新規テナント)は、退避しようにももはや浸水は激しいし、救命ボートも航海長が乗って行っちゃった・・・
みんな、一番に逃げ出した航海長を恨みながら船と運命を共にした。
そんな寓話がどこかの町にあるらしい。

でもな、船の建造にお金を出した町のみんな(市民)は、忘れない。
諸悪の根源は船長と副船長ばかりにではなく、航海長にもあるということを。
航海長が船倉からたくさんの何かを救命ボートに積んで逃げて行ったということも。
本人は船のことは忘れていようとも、町の人は元航海長を見かければ後ろ指を指す。
残りの人生、町のみんなから白い目で見られながら生きて行くのもさぞかし辛かろうな。
元航海長がいつまで知らぬ存ぜぬを貫けるか、今後の展開に期待じゃ。
話の続きは、船が沈んでからな・・・

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