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  • 2010/09/23(木) 16:42:25
専門家ではないが、じゃあ参考までに。

笠岡には広大な農業用地とJFEの一部及び関連企業の工場群があるが、ロクに川もない笠岡でどうやって大量の水を確保しているかご存知だろうか。
生活用水も含めて、高梁川の水を船穂にある取水口から約20kmの距離を引っ張ってきている。
本来であれば近くの芦田川から水を確保するのが自然だが、芦田川と高梁川では規模が違いすぎる。
貧弱な芦田川には頼ることは死活問題になるため、高梁川から長い導管を導いてくることになった。

高梁川は支流を含めると岡山鳥取の県境付近にまで及ぶ大きな川。
さらに高梁川水系には合計して140,000千m3程度の有効貯水量になる大小様々なダムがある。
量だけでいうと三川・八田原合計の約2.5倍。
それだけの水と渇水への備えがあるからこそ、玉島・水島の工業の発展をもたらし、さらに周辺自治体へも水を供給することが出来た。

高梁川には河口堰がないが、それは必要ないから。
芦田川の場合は、河口堰が第三のダムの機能を果たすことで何とかやっていける。

ここまで見た

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