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  • 2011/11/01(火) 23:12:54

合併問題について返事がないので、元の話題に戻ろう。当面の懸案は市議半減
問題だ。

9月議会で市議数を決定できなかったので、今度の12月議会で決定することに
なるが、市議半減の言いだしっぺの松浦市長自身が24人以下ならOKと言ってる
から、せいぜい3〜4人の削減に終わる可能性大だ。

さて、3〜4人の削減で終わった場合に、最も得をするのは誰か? ズバリ、
松浦市長だ。

松浦市長は去年の市長選で、市議半減と自分の退職金返上・給与半減を公約
した。そして1年半、市議半減で大騒ぎしてきた。そのとどのつまりが、
市議会は市議数を3〜4人削減せざるを得ず、それなりの痛みを被る。

ところが松浦市長は、任期4年間の自分の退職金約2500万円および給与4800万円、
合計約7300万円を丸取りだ。びた一文も欠けずにまるまる懐に入れる。

次に得をするのは誰か? 宗教団体・イデオロギー政党・大労組の出身市議達だ
(それぞれ3人・2人・2人)。これらの市議達は、上位当選者だから、市議数が
3〜4人減っても全員当選できる。落選するのは地域代表の市議達だ。

では、市民の損得はどうか? 市民が一番損をする。というのは、この1年半、
市政は市議半減問題にかかりっきりで、そのせいで有効求人倍率や地価下落率が
県内最悪になり、国民保険料は県内最高額だったからだ。さらに、地域代表の
市議たちを失って、地域の利害が市政に反映されにくくなり、宗教団体・イデオ
ロギー政党・大企業の利害が市政に反映されやすくなるからだ。

これが、去年の市長選挙で松浦市長を勝たせた結果、市民が得たものだ。
市民はこの結果をどう思うだろうか?

ここまで見た

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