出雲と斐川は一緒になるべきか vol.5 [machi](★0)
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- 2009/12/30(水) 15:19:10
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「お願いします」と頭を下げ、上げた頭で相手のあごを痛打するー。
出雲市側に法定合併協議会の設置を申し入れながら、協議会設置議案を否決した島根県斐川町議会の単独町制派の行動に、そんな「非道さ」を感じる。
編入合併を前提とした同市側に対し、単独町制派は「対等な議論ができぬ」と反発。
だが、6年前、現在の出雲市を構成する旧6市町との法定協を離脱し、対等な立場を放棄したのは斐川町だ。
両市町の人口や財政規模の違いなども踏まえると、合併を選ぶなら編入が自然。単独町制派の「理」は説得力を欠き、斐川町が得る「利」は皆無に等しい。
「合併の方式よりも、いかに対等な立場で、まちづくりの知恵を出し合えるかが重要」。否決の前日、松江市と東出雲町の任意合併協で示された「編入」案に対し、両市町の住民代表から出た意見だ。
地域と住民の将来を真剣に考えた議論。斐川町議会に欠けているものがそこにあった。
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