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  • 566
  •  
  • 2008/03/31(月) 23:43:09
>>565のつづきです。


ある日のことです。まだ薄暗くない明るい夕方でした。いつものように終点福山駅手前をゆったり徐行する福塩線の車内から福山城の天守閣を眺めていました。
すると、なんと!天守閣の最上階に人間がいるのを見つけたのです!びっくりして母親に「あんなところに人がいるよっ!」というと、母は、ニコニコして「あんた目がええなぁ。よう見えるなぁ。お母さんは目が悪いけえぜんぜん見えんわ。」と言って「ああ、ほんまじゃなぁ。あんたもあそこに登ってみるか?」と言いました。「えっっ!登れるん?あそこに登れるん?」信じられませんでした。どういうわけなのかさっぱりわからないまま電車を降り母親といっしょに福山城天守閣の麓まで行きました。母親は2枚チケットを買いなんとあの福山城の中に入ったのです!

その時、心からおもったのは、「おかあさんはなんでもっと早くおしえてくれなかったのか」ということです。

ここまで見た

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