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  • 2014/01/03(金) 05:50:51.51
次世代型のタイムドメインスピーカーとおぼしきモノの一つに、
エンサウンドスピーカーがある。

このスピーカーは、タイムドメインスピーカー最大の弱点とされる、
硬い筐体が振動して不要な雑音が生じ、ピュアな音の印象を壊している問題を、
特許を取得した独自の手法で、不完全ながらも見事に解決している。

振動を減衰させる性質を持つ柔らかい筒状の素材でエンクロージャーを作り、
エンクロージャー内部の反射音なども大幅に抑えることで、
電気信号を忠実に音に変えて放射するように設計されている。

柔軟性を持った筒型のプラスチックの筐体が、人が心地良いと感じる、
発声に伴って人体表皮から放出されるソリトン・ボイスに近い成分を
効率良く放射する性質を持っていることを、
開発者はまだ十分認識していないと思われる。
この点は、惜しいと感じる。

絨毯などを巻いたスピーカーも提案しているようだが、
鈴虫の翅の材質に近い物を用いたほうが、
ずっと良い結果が得られる可能性が高いのではないかと思う。
というより、実際にエンサウンドスピーカーを改造してみて、
音に根本的な違いが現れることを個人的に確認している。

エンサウンドスピーカー開発者が熱心な方だということはよく分かるのだが、
ソリトンボイスを発声するスキルを学んだ人物が身近にいない開発環境では、
こういった重要なポイントに気付ける機会がないのかもしれない。

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