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  • 2011/02/14(月) 15:53:17
David Hambling
最近になって機密指定の解除を受けた非殺傷兵器の生物学的効果に関する米
軍の報告書によって、「光線銃」装置の異様な計画が明らかになっている。
人々に人工的な発熱をもたらしたり、脳内に音声を発生させたりするという
ものである。
「選択的非殺傷兵器の生物的効果」と題されたその報告書は、米国情報自由
法にもとづいて公開されており、このウェブサイトにて入手可能となってい
る。(pdf形式)国防総省はNew Scientist誌に対し、ドキュメント類の公開
と、そこで述べられているマイクロ波やレーザー波、音波を用いた5種類の
「ぬかりなき非殺傷兵器」の詳細について認めている。
米国メリーランド州フォートミードにある米国陸軍情報・保安司令部が公開
した1998年作成の報告書の内容によると、群衆をコントロールしたりその他
の応用のための指向性エネルギー兵器に関する当時の最先端技術の概要が述
べられている。
▼耳に聞こえる言葉
数ある技術の中には概念的なものもあり、てんかんを患う人々が経験するよ
うな発作を引き起こさせる電磁波といったものが含まれている。その他には、
人々の耳に直接言葉を「ビーム」として送り込むマイクロ波の銃があり、実
際に実験も行われている。人の耳に聞き取れる音を生み出させるために、い
わゆる「フレイ効果」を利用し、至近距離でマイクロ波を用いて研究室の向
こう側にいるボランティアたちの耳に1から10までの数字を送り、聞き取っ
てもらうという研究に用いたと主張している。
米国海軍は2004年、フレイ効果を利用して群衆の耳に「不快な」音をもたら
す、という研究に資金供給している。
また報告書では、人体を加熱することによって「人工的な発熱」を引き起こ
して不具にし得るマイクロ波兵器にも触れている。この考えに関する実験に
は触れられていないが、必要な装置類は「すぐにでも入手可能なもの」であ
ると記されている。望みどおりの「発熱」効果を発揮するためには、少なく
とも15分を要するだろうとする一方、「安全な範囲で望みどおりのいかなる
ポイント」にもほとんど対応し、人々の能力を奪うことに用いることができ
るだろうとしている。

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