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  • 2012/02/17(金) 12:22:00.99
アメリカから見た鎌倉:ブレイスのアイヌ−サムライ説

1989年に、ミシガン大のローリング・ブレイス教授らは「Reflections on the Face of Japan」という論文をAmerican Journal of Physical Anthropologyに発表した。

この論文で、ブレイスらは、鎌倉の材木座・極楽寺付近から出土した1333年の鎌倉攻めの犠牲者人骨の歯のサイズと頭蓋骨計測データを用いて、
鎌倉武士はアイヌと近縁であるという説を唱え、アメリカで注目を集めた。

今回、ブレイスの頭蓋骨計測データを新しい統計処理法を使って再分析した。
また、歯の計測データに関しては、ブレイスらは歯の合計面積の平均値のみを使って集団間の血縁関係を議論したが、
今回は、個々の歯のサイズのデータを用いて多変量解析を行い、それらの結果を報告する。

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