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  • 951
  •  
  • 2014/05/07(水) 22:44:04.48
>>918
松森説の意義を、特別に重要視して唱導したい気持ちはわかるけど…

>B・C系列と三・四・五類の間には相当大きな所属語彙のズレがあり、
>三類だがC系列という語彙もいくつか存在するし、
>四類 【  ・  五  類  】 は 『B系列とC系列に【  ほ  ぼ  半  々  】に分かれて』所属している。
(強調処理は俺)

これは言いすぎだよ。5類の系列は明らかにC寄りに偏っており、B所属は少数例外に属する。
「金田一旧通説に対する、松森の問題提起」という段階では、
ABC系列論の独立性は、強く主張されて然るべきものではある。

しかし、松森説が、主流学説として完全承認された現在では、
むしろ、金田一通説から平山くらいまでの旧通説が、系列論を「低起類における類の例外」として片付けた、
その意義(=つまり、従属性を以って理解し得るような偏りがあったこと)が、
今度は裏返しの問題として、無視できないものになる。
松森派(本人ではなく)は、系列を類と対等に並べたいという気持ちが強すぎて、系列を金科玉条にしすぎ。


俺がここに着目するのは、系列と類との間の偏りで、「4類と5類」との間に離隔があることなんだ。
つまり、琉球方言は、4類と5類の区別を、傾向として緩やかに保存していることになる。
松森信者は、系列の独立性にこだわって、「どっちも半々」と強引に主張するため、
皮肉にも、この重大な問題を見落としてしまう。

ここまで見た

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