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  • 2013/10/03(木) 20:58:14.22
「(王氏)高麗語は、新羅語とは全く完全に一切無関係であって、百済語または高句麗語の末である!」
と言い切ってしまうと、小さなことを解決しようとして、却って大きな問題が生じるからねえ。
これは無理筋だと思うよ。

・朝鮮語は、今に至るまで、北部ほど方言差が少なくなる。咸興に至っては、固有の古来の方言はない。
・済州島を除き、慶尚道方言が、最も対立要素が多く、内部の方言差が大きく、かつバリエーションに富んでいる。
・全羅・忠清・京畿の方言を一体視できるか?といえば、そんなことはない。
・未だかつて、全羅道方言から「百済語要素」なるものを抽出するに成功した学者は、誰一人いない。

統一新羅の下で新羅語が広まったが、それでも辺縁には固有の要素が見られた。
それを中部朝鮮的と名付けるのなら、高麗語には中部的要素が多く見られる。
また、一部ではあるが、女真的要素の混入とみられる要素もある。

この辺で留めるのが、妥当なんじゃないかね。
俺のこの説は、金思火華説から、イデオロギーである「三韓&高句麗最初から同一言語ドグマ」を除いたもの。

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