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  • 856
  •  
  • 2014/04/14(月) 19:31:04.30
>>854
スレチになっちゃので最後に。舶用機器も現在は対象です。
09年に宣言されたシップリサイクル条約で、RoHS指令・WEEE相当の規制を受けるようになります。
正確には現時点で発効はされておらず、RoHS関連法ほか電子機器の有害物質規制も受けません。
ただ、批准国は昨年時点でノルウェーだけですが、我が国もEU各国も締結は秒読み段階です。
早い話が解体過程や、沈没座礁でのアスベストもろもろ汚染がひどいので、使っちゃだめよと。
一時期、船底塗料の有機スズが環境ホルモンだのと、根拠のない批判を貰った事もありました。
EU内船籍の船が鉛使用の規制違反と称して罰金を課された事もあり、時間の問題だったわけです。
便宜置籍船(パナマ船籍やマーシャル諸島船籍など)は、説明するまでもないかと思います。
これも東京MOU、パリMOUでブラックリスト扱いが増えました。
該当船はサブスタンダード船と呼ばれ、船体保険や貨物保険が青天井になります。
(不払い前提で引き受けるインチキ保険会社も存在)
この経緯で、最近は寄港地や荷主の国籍に合わせる例が増え、例外適用が結構な割りで減ってきた。
なので、荷主さんも船体発注の際には、SDSを当たり前に要求してきます。(広辞苑みたいなのw)
バルカーの緊急消化剤にハロゲン化物禁止!みたいな無茶なのもあります。
もっとも国内造船が上向き気味なのも、ここらへんの対応が早かったからなんですけどね。

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