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  • 2014/01/21(火) 09:15:11.98
躁うつ病における細胞内カルシウム反応の亢進についてのQ&A
square.umin.ac.jp/tadafumi/hypocalcemia.htm

Q: 躁うつ病では細胞内カルシウム反応が亢進していると言うことですが、一方、低カルシウム血症では易刺激性などの
症状が見られます。これは矛盾するのではないでしょうか?

A: 躁うつ病における細胞内カルシウム反応の亢進は、細胞内カルシウムのセカンドメッセンジャーとしての機能の亢進
を来すと考えられますが、一方、低カルシウム血症が精神症状を引き起こすメカニズムは、細胞外のカルシウム濃度が
ニューロンの電気的性質に与える影響によるもので、全く機序は異なります。


低Ca2+血症において見られる、「テタニー」とよばれるけいれんは、主として末梢神経の刺激による筋収縮によって生
じるもので、てんかん発作のような、中枢神経の同期性放電とは異なる。低Ca2+血症においては、末梢神経線維は高度に
興奮性が高まり、時には刺激がなくても静止状態にとどまることができず、反復性に放電する。カルシウム濃度が正常の
50%に下がると、多くの末梢神経で自発性の放電が生じ、筋の過剰な収縮を起こす1)。

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