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  • 2015/12/01(火) 10:27:23.14
カキーンと高い音を上げて白球は夏の白い雲と融け合い消えてゆく、遠く空に高校球児の歓声が響く
泥を掴み、汗を流し、筋肉は悲鳴を上げ、揺れる大気の中に呼気が消える、肺は限界を超え、心臓は死に物狂いで伸縮し
血液は全力で酸素を細胞に運んでいた、あと一歩、一塁二塁蹴り飛ばし、三塁踏み抜き、ホームを目指してまっしぐら
遠くで敵が叫ぶ声が聞こえる、耳など貸してはいられない、後何メートル?分からない、今は何も考えずに走れ
走る、走った、六十兆の細胞が一個の塊となって跳ね跳ぶ、相手の捕手が手を挙げる、何も考えずに頭から飛び込んだ
ザァっと砂が飛び散る音がする、審判の声が響く、結果はどっちだ?今は考えている余裕もなかった
生きているのか死んでいるのかすら分からなかった

(中略)

「ああッ!いいッ!リキさンの鉄マラ、最高ッス!」
小生は初めて味わった身を千切る程の快感に、思わず声をあげた。
「硬派野郎気取りが男女郎丸出しじゃねぇか。そろそろトコロテン花火を吹き上げ晒せや」
「いいッ!ア、アーッ!」
小生はリキさんのストロークに絶えきれず、漆黒の夜空に白い大輪の花火を打ち上げた。

それ以来、小生はリキさんの男女郎として日々を過ごしている。
こうして筆を取り、思い出に馳せていると自然と菊が疼き、マラは膨張する。
リキさん…
今宵も可愛がって下さい…

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