風化させてはならない【甲山事件】 [sc](★0)
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- 2017/07/17(月) 19:46:15.27
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?事件の概要
http://yabusaka.moo.jp/kabutoyama.htm
?被告冤罪の立場で書かれた論調
http://www.jca.apc.org/kabutoq/
? ?とは逆の立場で書かれた産経新聞の論調
甲山事件の元被告の山田悦子さんが、不当逮捕を訴えて国と兵庫県を相手取って起こしていた国家賠償請求訴訟を取り下げました。3月4日の産経新聞は弁護団記者会見の内容を次のように伝えています。
「弁護団はこの日『今後、日本の戦争責任を追及する活動などに専念したいと考え取り下げることにした』とする山田さんのコメントを読み上げた」
「弁護団によると『…実態を明らかにすることが冤罪罪防止に繋がるとの積極論と『完全無罪判決を勝ち取った以上、再び国などを相手に法廷闘争を続けることは身体的・精神的に負担が多すぎる』との非積極論に分かれ議論が行われていたという」
「山田さんの話『人間の尊厳が司法と共にある社会の実現に向けて、ささやかではありますが行動することに専念したいと考え国賠を取り下げることにしました』」
どれ一つを取っても訴訟取り下げの理由になるとは思えません。損害賠償訴訟が「戦争責任を追及する活動」の妨げになるのでしょうか。仮になったとしても山田さんにとって「失われた21年」の償いを求める訴訟の重みは、その程度のものなのでしょうか。
裁判闘争とは言っても、刑事裁判と違って、山田さんは損害賠償請求訴訟の原告です。負けたからといって何かを失うわけではないはずです。それとも彼女はこの裁判によって何かを失う恐れを感じていたのでしょうか。
無罪が確定したからといって取り下げる理由がありません。これが訴訟取り下げの理由になるなら、冤罪事件の被害者は暇を持て余している人以外は全員国家賠償訴訟を取り下げることになりかねません。
いかに日本の裁判が時間がかかるといったって無罪確定から4ヶ月であきらめるのは早すぎるように思います。
産経新聞の記事はさらにこう報じています。
「山田さんらを交えた弁護団会議の結果、国賠訴訟を終結させる方針が決定したが、弁護団は『涙をのみ断腸の思いで得た結論であり苦渋の選択』としている」
「甲山事件弁護団は解散するが、今後、書籍の発行などを通じ捜査側の実名を出すことなどによって事件の真相を明らかにしていく活動を続けていきたいとしている」
真相を明らかにしたいのならば裁判を続けるべきです。止める理由はありません。書籍に一方的に実名を書いたところで、嫌がらせにはなっても真相の究明にはなりません。訴訟を取り下げるのは真相が明らかになっては困るからではないでしょうか。
刑事訴訟の時でも、彼女らはとにかく裁判をやめさせることに熱心でした。法廷外で検察に対して、あらゆる手段を使ってプレッシャーをかけ控訴を上告を断念させようとしていました。今までも数多くの長期裁判、冤罪事件の裁判があり、
被告人の人達は不屈の意志をもって無実を訴えつづけていましたが、山田さんほど「裁判の中止」を求めていた被告人はいなかったように思います。この訴訟は「違法な逮捕、拘置で肉体的、精神的に大きな苦痛を受けた」
として損害賠償と新聞への謝罪広告を求めて起こされたものですが、弁護団は「…無罪確定で、身の潔白を証明するためだった訴訟本来の目的は果たせた」(3月4日読売新聞)と言っています。
この訴訟も結局は検察に対する戦術、プレッシャーのひとつに過ぎなかったようです。刑事訴訟で有罪の立証責任は検察側にあり、被告人は無実を立証する必要はありませんが、民事訴訟となれば、原告と被告は全く対等です。
国側の不法行為を立証する責任は原告側にあります。原告敗訴の可能性が高いと思います。刑事被告人にとって民事は刑事ほど甘くはないのです。敗訴となれば彼女には疑わしい点があったことになり、せっかく「晴れて無罪(?)」になったのに、
一転して「灰色の無罪」になりかねません。刑事裁判において、彼女の無実が証明されている訳ではないのです。それらを考えて訴訟の取り下げを考えたのではないでしょうか。
今回の記者会見にも山田さん本人は姿を見せませんでした。彼女は今後、訴訟取り下げの理由とした「日本の戦争責任を追及する活動」や「人間の尊厳が司法とともにある社会の実現に向けてのささやかな行動」をするでしょうか。
多分何もしないと思います。ひたすら社会から忘れ去られることを目指すと思います。
ttp://www.kcn.ne.jp/~ca001/C22.htm
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- 2017/07/17(月) 19:53:30.04
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前スレは他板に立っていましたが、司法裁判板のほうが適切と考え、こちらに立てさせていただきましま。
皆様の積極的な書き込みをお願いします。
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- 前スレより?
- 2017/07/17(月) 19:59:57.95
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いろいろな意見が噴出した前スレ
【浄化槽】甲山事件【水死体】
一部を引用してみます。
07/12(水)16:37 ID:??? AAS
色んな事件の本読んだけど、この甲山事件と狭山事件は謎が多いな。
どっちもだけど人権屋が絡んでくると話がややこしくなる。
通常の些細な出来事ならいいけど、刑事事件なんだから。
21: 2008/08/27(水)21:24 ID:NwtZ5pIB AAS
担当検事の書いた記録
http://homepage3.nifty.com/akilaw/kabutoyama.htm
23: 2008/08/28(木)22:35 ID:??? AAS
俺が小学校の時、ある場所から生徒が落ちて大怪我をした。
すると、それ以来、そのの場所からわぞわそ身を乗り出したりして
おどける遊びが流行ったんだよね。
好奇心の強い子供ってそんなもんだ。
おそらく、その施設でまず一人児童が事故死して、
ついで、その現場に興味を持って集まってきた
児童が第二の犠牲者になったってとこだろう。
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- 前スレより?
- 2017/07/17(月) 20:03:58.22
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24: 2008/08/28(木)23:10 ID:??? AAS
>>23 それが一番自然な推定ではあるんだけど、 問題は蓋だよ。十数キロあった筈。
子どもの力で閉められるのか?
数人がかりならできるのかもしれないが、知的障害児にそんな知恵がすぐ働くかな?
外部者って線は全くないの?
28: 2008/08/29(金)06:41 ID:??? AAS
蓋は本当に不思議だよ。最初の子は事故としても マンホールの重い蓋が開いてたなんて、児童施設としては
管理上ありえない。業者がメンテナンス後に閉めないで帰ったのか?
だとしても職員が気づいて閉めそうなもんだが。 最初の子と二番目の子の間に二日間ある。最初の子の捜索の
時に、蓋が開いてることに誰も気づかなかったのか?
それとも、そのときは蓋が閉まってたのなら(そのほうがありえる)誰が閉めたのか。
そしてまただれかが開けて、その結果、二番目の犠牲者が出たのか?
謎が多すぎるな。
32: 2008/08/30(土)06:31 ID:??? AAS
>>21
その検事どうかと思うよ。
山田悦子が両手を上げたときに「お前がその手で殺したんだ」とか
怒鳴りつけたところ彼女が震えたとか書いてあるが、
犯人じゃなくてもそんな決め付けられたことを言われたら動揺するって。
42: 2008/09/23(火)12:08 ID:??? AAS
葬式の時、動揺して激しく泣いていたことが疑われる原因のひとつになったという話らしいけど
この保母の児童に対する普段の言動によるな
優しく接していたらそんな話自体たたないだろうし
冷淡に接していたとしたら葬式での行動はおかしく感じられるだろうし
43: 2008/10/03(金)10:56 ID:??? AAS
いったん怪しいと思いこんだら、瑣末な状況証拠を集めて
積み重ねて悪人に仕立て上げてしまうのが人間の心理なのさ。
犯罪じゃなくてもちょっとしたご近所トラブルでも同じだ。
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- 前スレより?
- 2017/07/17(月) 20:41:34.90
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103: 名無しさん@お腹いっぱい。 2009/02/14(土)01:44 ID:uli5YbDK AAS
今、関連本を読み返しているが、職員どうしの対立もあって山田さんがやり玉にあがったみたいな雰囲気もあるね。
園児が行方不明になった時間帯に園にいた職員は全部で9人。外部犯行の形跡ないからみんなが容疑者(園児除く)になりえる。
自分が疑われないためには誰かが生け贄にならなければいけない疑心暗鬼状態。職員同士の不倫(単なる噂)まで持ち出して、犯人捜し…で、山田が怪しいと…
つか、葬式で取り乱したくらいであの人怪しいかも、なんて言われたら誰の葬式にもいけないわ
それにしても、真実を知りたい。個人的には最初の子は単なる事故だけど、二番目の子は…わからん。
107: 名無しさん@お腹いっぱい。 2009/02/18(水)12:43 ID:nLeKrCDX AAS
>>83
>加えて、その子はみかんが大嫌いだったんだよねー。
その通り。2人目の被害者の胃に未消化のまま残っていたミカン。
そのミカンには噛まれた形跡がなく、丸呑みされていた。
誰が、嫌がる子の口にミカンを押し込んだのか?
誰がミカンを直前に駅前で購入したのか?
その子の母親は、親としての気持ちを抑えきれずに裁判所で被告人に
「○○○子、あんたがうちの子を殺したんや。」って浴びせかけた。
108: 名無しさん@お腹いっぱい。 2009/02/22(日)17:08 ID:wy5Yjgsk AAS
マスコミはね、察・検察のやり方の批判ばかりしていて 事件の真相についての報道はほとんどなかったね
まあ「真犯人」が未成年で精神薄弱児の可能性があるなら、そっちの方面からの抗議が怖いからね
権力批判だけでさっさと逃げて「自分たちの使命」を果たしたんだから
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- 前スレより?
- 2017/07/17(月) 20:46:07.30
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123: 名無しさん@お腹いっぱい。 [sage] 2009/04/17(金)22:56 ID:??? AAS
最初は蓋を開けて遊んでいたら一人目が落ちてしまったが 蓋を開けたことを叱責されるのがいやでそのまま蓋を閉めてしまった(そのままにしたら死ぬとかそういう方面には考えがいかない)
その後騒ぎになり慌てて助けに行こうと思い立ち再び蓋を開けて(既に生きてないとかそういうことは考えられない)
中を覗き込んだところで二人目が落ちてしまい更に怒られると思いダンマリを決め込んだと
124: 名無しさん@お腹いっぱい。 [sage] 2009/04/22(水)17:10 ID:??? AAS
関西の知的障害児施設の職員から、この事件のこと聞いたことあるけど、
冤罪だ!!って話しで、尼崎だか、阪神間だかの障害者施設職員が駆り出されて、 集会とかに何度も出席させられたんだって(その職員は当時該当する地域の施設職員だった)。
でも、「冤罪だ!!」って息巻いてるのは主催者だけで、駆り出された職員達は 誰も冤罪だと思っていなかったって言ってた。
もちろん集会でそんな発言はされなかったけど、それ以外の仕事の研修会なんかで会った時なんかに話題としてのぼってたらしい。
だから集会はいつも微妙な雰囲気で終了したんだって。その職員は、「無罪にはなったけどねぇ」と曖昧なこと言ってたな。
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- 2017/07/18(火) 22:05:04.76
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この事件は結局、裁判官の合理的判断、証拠不十分で無罪となった。
掲載されている資料を見た印象としてこの事件は
*真犯人に至る様な入念な基礎的捜査は不十分、従って元被疑者の女性の白黒
判定に労力が注がれた事件。警察側は逮捕した被疑者を黒にする作業に労力を集中。
*被疑者に犯行動機は無し(あれば捜査で判明)変質性も無し。
*疑わしい事実とされている、警察や関係者が探して数日たっても行方不明の園児を
世話係の女性が死んだと取り乱したとしても何の不思議も無い。
どう見ても白黒の判定不能で無罪にしかならない事件だ。
1つだけ気になる点を上げれば、彼女が犯人に疑われる様な情報操作がしきりに
行われている様に思える。それを洗っていけば犯行動機に直結する様な明確な
利害関係や見落としていた人間関係が浮かび上がってくる事もある。
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- 2017/07/19(水) 04:52:07.98
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為善者と為装社会、高浜原発、判断を下したのが、樋口氏と入れ替わりに福井地裁へ着任した林潤裁判長(46歳)、山口敦士裁判官(39歳)、中村修輔裁判官(37歳)という、法曹界でも超エリートと言われる3名の裁判官だ。
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- 2017/07/19(水) 11:09:27.92
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甲山事件を研究する上で欠かせない『捜査一課長』(清水一行著)
被告側の圧力で発禁になり図書館でも署名の上に別室で読まざるを得ないなど
読みにくいですが、電子板なら自由に読めますので一読をお薦めします。
http://www.papy.co.jp/act/books/1-1604/
あとAmazon等で購入出来るようです。
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- 2017/07/19(水) 11:22:59.81
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>>7は、下山事件スレから来ていただいた方ですかね。
さすがに洞察力の優れたコメントですね。
参考にさせていただきます。
ありがとうございました。
下山事件の他殺説は、GHQ殺害説、労組殺害説、自殺説は知っておりましたが、
公安警察殺害説とは目に鱗でした。
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- 2017/07/20(木) 12:04:51.95
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遺族の肉親にしたら大いに納得できない結末だったろうが
疑わしきは罰せず、の法に則って無罪判決が出てんだから
それで納得してもらうしかない
個人的には被告の無実を信じているわけではないが
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- 2017/07/20(木) 13:19:12.57
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甲山事件では被疑者逮捕のあと処分保留で釈放されている。しかし、その後被疑者が
被害者を連れ出すのを見た旨の目撃証言がえられたことから、被疑者は再逮捕された。
そこで本件再逮捕が、再逮捕再勾留禁止の原則に反しないか問題となる。
再逮捕再勾留禁止の原則とは、同一の犯罪事実について逮捕・勾留を時を異にして
繰り返すことは許されないとの原則をいう。明文はないが、刑事訴訟法が厳格な身柄拘束
期間を定めていること(203条ないし208条、60条2項)から、この原則が認められる
捜査段階は流動的で、後になって新証拠が発見されることもあり、常に再逮捕再勾留
が許されないとすれば、重大事件について真実の発見(1条)ができなくなる。
思うに、再逮捕再勾留の原則の趣旨は、不当な逮捕・勾留の蒸し返しによる
人権侵害を防止するためである。
とすれば、不当な身柄拘束の蒸し返しにならないならば、例外も認められるべきである。
逮捕について199条3項、規則142条1項8号は、再逮捕を予定した規定である。
ではいかなる要件の下に例外がみとめられるか。この点、捜査の必要性と
人権保障の要請とを念頭におきつつ、?犯罪の重大性、?前の身柄拘束期間?事情変更
の内容・程度等を総合して、不当な身柄拘束の蒸し返しにならない場合には、例外的に
再逮捕再勾留が認められると解する。
甲山事件は、児童2人が肥溜めに投げ込まれて死亡するという重大事件である。前の身柄拘束期間は22日間
であり長期間とも思える。しかし、「被告人が被害児童を連れ出すのを見た」との新証言は被告人が
真犯人ではないかと推察できる証言である。
よって総合考慮すると甲山事件では再逮捕は認められる。
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- 2017/07/20(木) 15:39:35.45
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1件目は間違いなく転落事故。
2件目は事故なのか事件なのか不明。
なんとなく後味が悪い幕引きというか。
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- 2017/07/22(土) 05:53:03.64
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外部からの侵入は不可能
精薄といっても19歳くらいの大人もいたんでしょ
この年齢ならマンホールの蓋も開けられるかも
事件と事故両面から捜査したんだろうが
迷宮入りというのも
ちょっと解せない
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- 2017/07/22(土) 07:15:48.72
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学園側が子供の親に対して
「障害児が死んで親にとって負担が軽減される」
ってコメントしてましたね。
ふつうは心の中でそう思っていても口に出しては言わないものだけど。
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- 2017/07/22(土) 08:08:43.37
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原爆投下されるの国は知っていた
インドのニューディリー放送では、原爆に関連して、
まず、昭和20年6月1日、スチムソン委員会が全会一致で
日本に原子爆弾投下を米国大統領に勧告したこと。
次に7月15日、世界で初めての原子爆弾爆発の実験が成功。
さらに8月3日、原子爆弾第1号として、8月6日広島に投下する
ことが決定し、投下後どうなるかを 3日、4日、5日と、毎日
朝昼晩の3回、延べ9回も放送をしていた。
その内容は、広島で傍受されていた。
長崎原爆投下も 2日前から同様に 毎日3回ずつ原爆投下と
その影響などを予告してきていた。
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- 2017/07/22(土) 13:21:34.54
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熱中症では以下の症状が出やすい。これらのサインを見逃さないように注意する。
・めまいや顔のほてり
・筋肉のけいれん、筋肉痛
・体のだるさや吐き気
(2)「塩分補給」の重要性
大量に汗をかくと、体内の水分だけでなく塩分も失う。そこに水分だけを補給すると血液中の塩分濃度が低下し、熱中症になったり、症状を悪化させたりすることがある。
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- 2017/07/22(土) 13:22:25.84
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国境なき医師団
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