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  • 2024/01/22(月) 19:05:07.42
総合病院「KKR札幌医療センター」(札幌市豊平区)の敷地内薬局の公募をめぐり、公契約関係競売入札妨害の罪に問われた「アイン薬局」を展開する調剤薬局最大手「アインファーマシーズ」(同市白石区)元代表取締役社長の酒井雅人被告(54)ら3人の第3回公判が22日、札幌地裁(井下田英樹裁判長)であった。酒井被告は初公判で起訴内容の事実関係を認めていたが、「共謀について記憶が無い」と否認に転じた。
起訴されたのはほかに、同社元北海道支店長の新山典義(55)と、KKRの元事務部長の藤井浩之(62)の2被告。起訴状などによると、2020年12月、敷地内薬局を選ぶ公募で、提案書の提出締め切り後、藤井被告が新山被告に、アイン側が提案した土地賃料が他社より安いことを教えた。新山被告は酒井被告の了承を得て、賃料を高額に差し替えさせたとされる。
この日は、前回に続いて酒井被告への被告人質問があった。酒井被告は、公募への参加は基本的に支店に任せており、個別の提出締め切りは把握していなかったと説明。本件では社内で「金額修正」というタイトルのチャットルームでやりとりをしていたが、「当時締め切り後という認識はなく、ルール違反と思っていなかった」などと述べた。
アイン側の弁護人はもともと、今回の公募は「入札」ではなく随意契約の一種のため公契約関係競売入札妨害罪にあたらないと訴えていたが、酒井被告に関しては共謀の成立についても検察側と争う方針を示した。
次回は2月27日に論告求刑と最終弁論が行われる予定。

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