原発で作った電気の料金の高さは世界一ィィィィ!! [sc](★0)
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- 2016/09/16(金) 18:45:03.89
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『日本の電気料金がアメリカの2倍のわけ』 (2014.02.26号)
日本の電気はいったいどういうふうになっているかと言いますと、約30%が原子力発電、それから、
残りの約60%が石炭や天然ガスによる火力発電、残りが水力と、太陽光発電などその他の発電という構成でやってきました。これが福島原発事故前までの日本の電気事情です。
では、アメリカはどうでしょう。
原発の数で言うと、日本が54基(福島第一原発を含む)なのに対し、アメリカは104基です。ほぼ2倍です。
一方、アメリカは約8億キロワットの電気を作っていますが、日本は1.8億キロワットです。
つまり、全体の電力が日本の4倍強で、原子力原発所は2倍ですから、単純計算で、
アメリカの総電力に占める原発の割合は、約30%を占める日本の半分なので、比率で考えると15%ほどです。
原発大国のアメリカに比べても、日本は原発依存度が高いということ、それなのに
ア メ リ カ の 電 気 料 金 は 日 本 の 半 分 で あ る
ということは、頭に入れておいて欲しいと思います。
原発事故前の数字で比較すれば、原発稼働数では日本はアメリカ、フランスについで第3位でした。
世界的に見ても、日本は原発大国ということです。
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- 2016/09/16(金) 18:45:36.70
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「原発は火力発電よりコストが安い=電気料金が安くなる」というのが、推進するひとつの根拠でした。
アメリカと比べてわかったように、日本の方がアメリカよりも原発の比率が高いのですから、その理屈で言えば、
日本がアメリカよりも電気料金が安くなければおかしい、ということになります。
実際はどうでしょうか。
アメリカの家庭用電気料金は、1キロワット当たり、11.6セント。
一方、日本はその倍の22.8セント。
同じ原発大国のフランスが15.9セントですから、いかに日本が突出して高いか、おわかりでしょうか。
原発を稼働すれば電気料金が安くなる、と言いながら、
実 は 世 界 一 高 い 水 準 の 電 気 料 金
を、私たちは払い続けているのです。
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- 2016/09/16(金) 18:46:05.35
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日本の電気料金は、国際的に見ても非常に高いのですが、「火力より、原子力のほうが、コストが安い」という電力会社の言い分はウソではありません。
実際に安いのです。でもなぜ、安いのかというと、
原 子 力 の 電 気 だ け に 国 が 税 金 を 出 し て い る
からなのです。
具体的な数字を挙げると、原子力発電売上高5兆円のうちの10%、約5000億円を税金で補てんしています。この5000億円の中身は、開発費とか、地元対策費とか、名目は変わりますが、総額にすると5000億円になるのです。
それに加えて政治家、マスコミ宣伝費、学者への研究費などの対策費が電力会社から別勘定で1000億円ほど出ているそうです。
だから、常に売り上げ高の12%の利益が約束されているのです。言い方を変えるとその分だけ、電気を安く作れるのです。
この12%の利益を除いてしまうと、実は、火力発電と原子力発電では、コストが変わりません。
12%の利益のおおもとは税金ですから、私たちのお金は結局、
電気料金として払うか、税金として払うか、のどちらかに過ぎず、取られていたことに変わりはなかったというわけです。
これで「安い」と言われても、納得がいきません。
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